広報部のRTです。スポーツの撮影に欠かせないカメラ性能として、真っ先にあがるのは、瞬間を切り取り、見る者の心を動かす高い描写力と高性能AF。堅牢性や小型軽量デザインも重要です。
ゴルフツアーを撮影するプロフェッショナルが重視するものは何か。数あるカメラの中でなぜαを使っているのか。その背景に迫ります。
最強の組み合わせは、α1×単焦点レンズ×クロップ機能(岩本さん)
ゴルフダイジェストをはじめとする専門媒体で、第一線で活躍しつづける岩本芳弘さん。標準装備はα1を3台。それぞれに、広角16-35㎜、70-200㎜、望遠単焦点400㎜を装着。ゴルフ撮影では、300㎜の距離感が重要と語ります。
機動力と描写力(JJ田辺さん)
アメリカ在住のJJ田辺安啓さんは、世界を飛び回るゴルフ専門フォトグラファー。米ツアーを中心にゴルフトーナメントを撮影し、日本の媒体を中心に写真提供をしています。2021年5月頃からαをご使用。
ツアー中は、たくさんのゴルフファンが試合の様子をリアルタイムで心待ちにしているわけですが、例えば以下のゴルフダイジェストのように、写真が次々とアップされていきます。
”True Professional Camera”(Marcoさん)
アメリカ在住のプロフォトグラファーMarcoさんには、何度もフィールドで遭遇。肩にかかるαのストラップに引き寄せられて突撃インタビューしたところ、笑顔で応えてくれました。他社カメラも使われている中、αの良い点を熱弁。
ハワイの光をそのまま捉えるISOとレンズ(蓮沼さん)
35年以上ハワイ在住で、ゴルフ撮影以外にもウェディング撮影など多方面で活躍されている蓮沼徳宗さん。ソニーオープン・イン・ハワイのオフィシャルフォトグラファーとして、ツアーそのものに加えて、ツアー前日までのさまざまなイベントも撮影。セットアップは、α1と、レンズ24‐70㎜、70‐200㎜です。「ミラーレスの軽さは最高」と語ります。
過酷なゴルフ撮影の現場でいきるα
プロスポーツの撮影といっても、競技によって環境はさまざまです。
ゴルフの写真取材は、18ホールをくまなく、必要機材をすべて携行して歩き回りながら被写体を追います。朝もとても早いです。ある写真家の方は「一眼レフの重いフィルムカメラで取材していた時代には、1日の取材がおわるとカメラストラップのあざが肩につくほどだった」と仰っていました。機材の軽さはとても重要です。
ゴルフは自然の中のスポーツということもあり、天候や光の変化への対応も求められます。多少の雨天でもプレイは続行されることが多いです。シャッター音などの物音に注意しなければいけないのも、ゴルフ取材独特のもの。ショットタイミングまではシャッター音をならしてはいけません。そしてグリーン上を選手が走ることはないものの、スイングスピードは超高速です。
一眼カメラは使い慣れていた気持ちでいましたが、実際その現場に立ってみると、、、カメラシステムの総合力が求められるスポーツの現場だと身をもって体感しました。
そんな中、ベストの機材として、ソニーのαを愛用してくださっているプロフォトグラファーの皆さまにたくさんお会いでき、イチ広報担当として心から感動したソニーオープン・イン・ハワイでした。
余談ですが、、筆者は、ポケットがたくさんある撮影用ベストを東京で勇んで購入し、プロフォトグラファー気分を高めていたのですが、それについてJJ田辺さんが笑顔で一言。「最近はフィルムの替えを持ち歩く必要もないし、レンズの性能もよくなって何本も必要なくなったから、ベストを着ている人は少なくなったね~」。カメラの進化がこんなところにも!
2025 ソニーオープン・イン・ハワイの開幕もいよいよ近づいてきました。どんなドラマが展開されるのか、今から楽しみです⛳