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【日記】なんのためにやっているんだろうか
実は地味にポケポケをやっている。
ミュウのパックのノーマルカード(星以外)をコンプリートしてからログインしなくなった。だが、最近になって新弾が出たこともあってちょこちょこログインしている。しかし、対戦はあまりしてこなかった。
対戦と言っても、対人戦ではなくCPUとだ。CPUとの対戦でプロモパックをもらえるイベントが時々ある。これまでは「時間ないんだよな」と、敬遠していた。
職場の人と少しポケポケについて話す機会があり、「オートで対戦を回している」と聞いた。「その手があったか。」と思って早速やっている。少しスマホから離れる機会に対戦をオートで流しておき、戻ってきたら勝敗を確認してまた回す。これが意外と勝てるもので、勝率もそこそこいい。この記事を書いている今も裏で回している。
私は別の作業をしている裏で、何の気にも止めずに勝手に終わってくれるような仕組みを作ることが好きだ。
これが本当の意味でのマルチタスク、効率化と呼ぶんじゃないだろうか。世の中的には、こういう作業を自動化と呼ぶのだろうが。
一般的なマルチタスクは、2つのことを意識を割いて同時に行うことを指すと思っている。これは逆に効率が悪く、個々のパフォーマンスが落ちる、と聞いたことがある。また、効率化もマンパワーで乗り切っていることが多く、「個々人が努力して早く仕事を終わらせること」を効率化と勘違いしている節がある。もちろんそれなりに補えることもあるけれども、たかが知れているような気もする。
ワンポイント、ひと手間加えて従来どおりやっていて仕事が2倍以上進む。これを効率化というんじゃないだろうか。
仕事でExcelのマクロを作った時はワンクリックで勝手に作業してくれるので、その間の時間を別なことに当てることができた。全て手作業がワンクリックで終わる。しかも見ていなくていい。終わったら音が鳴って、結果を見るだけ。
仕事では効率化ってすごい便利。だけれども、趣味の領域まで効率化って、少し虚しい。「こんなことしてまでゲームしたいのか?」とすら思ってくる。他のゲームにも言えることで、ゲームのスタミナを予め考えていたことに使って、その日は終了。そんなことを繰り返している。
コツコツやることで必ず強くなるのがゲームのいいところで、自分の努力の成果が必ず現れるということに満足している。
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以前、社会で成功するゲーマーについての記事を読んだ。
この対談の主旨は「ゲーマーが社会で成功する要素はなんですか?」というもの。ここで話していたのは、RPGよりも対人ゲーが好きな人の方が成功しやすいと書かれている。
なぜなら、対人ゲーは努力すれば必ず報われるわけではないのに、そこに情熱を持って取り組めるから。それに、対人ゲーは流行りがあり、それにキャッチアップする必要があるから。
また、「ゲームの中での気づき現実の世界に持ち込む」ことも大切だとされている。
この裏には、社会もゲームと同じく、突き詰めれば結局は人対人なので、相手が何をどう考えていて、それを先回りしたり、対応策を考えておくことが求められるからだと思う。
私は対人ゲーが特に苦手で、相手がなぜその行動をするのか全く理解できない。いくつか対人ゲーもやったことがあるが、初心者止まり、良くて毛が生えた程度の実力。先回りも考えるが、全くもって当たらない。
私のぼやっとした人生の目的に「知識の横断的な活用」がある。全く別の分野の知識を使って、他の分野に活かす、というやつだ。社会で成功するゲーマーの例はまさに私が目的とすることの1つでもある。ただゲームを楽しむのではなく、人生の目的のためにゲームに取り組む。そんなこともありなんじゃないか? と思いつつ、勝てないことにイライラして、放置していることが多い。
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私は、対人相手ではない場面で効率よく物事を進め成果を出す反面、対人相手ではしり込みするのはゲームにも現れているのではないかと思う。
ゲームの場合は、成果は出せているかもしれないけれど、どこか想定どおり過ぎておもしろくないとも感じている。同じように対人関係がうまい人は相手が想定どおりの反応しかしなくておもしろくないと思っているのかもしれないとか、思ったり思わなかったり。