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書くことは思考のヒモをほどくこと

「モヤモヤする。」

これに対して頭の中でアレコレ考えることは、絡まったヒモを見て、「どこから引っ張ればほどけそうか?」とひたすら観察を繰り返すこと。

モヤモヤしたことを書くことは、「とりあえず引っ張ればなんとかなるか」と、行動すること。

スラスラ書ければ、引っ張ったヒモがスルスルとほどけることになるし、どこかで引っかかれば、筆は止まって「うーん」とまた考えるフェーズに入る。

「書いているうちにモヤモヤがなくなった!」

と、感じるのはこういうことなんじゃないか。

書いていて、ヒモがだんだんとほどけていき、モヤモヤの要素(ヒモ)をほどいた。

ひとつひとつの要素に分解することで「この要素にはどう対応していただろうか?」「この要素は分からないから調べてみよう」と次のアクションが取れる。

そうやって次に進んでいく。進んでいるうちに分からなくなれば、自分が書いたメモにまた戻って立ち返る。

こうやってヒモをほどく動作を繰り返すことで、モヤモヤが複雑に絡まる機会が減るのではないだろうか。

2024.5.17下書きより

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