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人の企画書みて、我が企画書直せ

今日から備忘録的にnoteを書く。

このコミュニティは実に色々なスタイルがあるので、
暫くやりながら自分のスタイル作っていくことにしたい。

さて、ということで、第1回目は何を書こう?

そうだ、「プレゼン資料」のあり方について書こう。

とにかく、最近の企画書ってページ数が多い!
社内企画書も、プレゼン企画書にしてもそう。

競合プレゼン資料などでは、余裕で100ページ以上あったりする。読んでて余裕で迷子になる。皆さんはどうでしょうか?

一生懸命頑張って作ってくれたのだから、
理解しようと思って、人が作った企画書は3回は読むようにしてます。

でも、それでもわからない(ことが多い)
そんなこだわりは感じるが、伝わらない企画書が最近増えてきた。

その人の話とセットで企画書を見ると分かるけど、
でも資料onlyだと分からない、そんな企画書が特に多い気がする。

最初は自分の理解力がないのかな~と思っていたが、
最近違うと確信した。

読み手ではなく、「書き手の意識の問題」

会話には「接続詞」があるから、次に話す内容の準備ができる。ただ企画書にはそれがない。読み手がすべての企画書の各ページに接続詞を感じて読まなければならない。ページ間の文脈を読み取るのは読み手に委ねられてる。

大体迷子になる企画書に共通している点は、接続詞が読み解けない謎のページが複数存在することだ。往々にしてそのページは、ハイライトがあったり、大事そうに感じさせる数字やグラフがある。さらに気になる視覚的構造になっていたりする。

とても気軽にスルーできないページの存在感。
もしかしたら大切なポイントなのかもしれないな···。

「全部見てからまたゆっくり見直してみよう」と思い先に読み進めるが、そんな迷子になるページに幾度も出くわす。分からないページは読み手のエネルギーを無駄に使わせる、これが企画書の8割。

実は、その大事だと思うページたちは、なくても全然伝わることが多い。むしろ、ない方が各ページの接続詞が見える、すっきり全体が伝わる。

そんな企画書あるあるは、どこにでもある。

なんでそんな迷子になる企画書になるのか?

それは書き手が懸命に考えたからの「こだわり」を脇に置けないから。不安だからこそ本篇に入れて考え抜いた感を出したいのだ。(身につまされるが···)

そんなこだわりページが最近は多い。

実践している企画書作成の3か条

❶ 前ページからの流れで、そのページは欠かせないページである

❷ そのページのメッセージを一言で言うことができる

❸ その内容を理解するのに1分以上エネルギー使わない

このチェックは企画書全体を通じて非常に大切。自分も意識的に実践している。おかげで分からない人が減ってきた気がする。

そして最後にTIPS。企画書作ってから、本当に大切なところだけ見極めて赤色ハイライトにする。これを最初からやらないのがポイント。

赤色はそのページは頑張って理解してくださいよ、大切なポイントですからね!スルーしたらダメですよ!という読み手へのシグナルになる。そこは少なくともエネルギー使ってくれる。

多少、エネルギー使うページ内容だったとしても読み手の理解への努力を得られることが多い。だから、出来るだけ赤色は少なく使うのが重要テクニック。

赤色が多い企画書はどこが重要なのか分からないのと一緒。

つまり、赤色は使いすぎないのが効果的。

人の企画書みて、我が企画書を直せ、日々勉強です。

そうやって人は成長するんですね。
企画書こそPDCAです。

以上、自戒の念をこめて、今日のnoteでした。

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