ベンチャー社長、地方移住 2回目
Lightblue Technologyの園田です。アルゴリズムの力でデジタルの恩恵を届けることをビジョンに、ヒトにフォーカスした画像解析Human-Sensingと情報抽出に特化した言語処理を提供しています。
今年のGWから、青森に移住してきています。
経緯
そもそも、第一子となる息子がコロナ禍の中の2020年夏に生まれ、妻の産休・育休中に青森に1年限定で青森県の妻の実家にお世話になっていました。
その後、2021年4月に東京に戻り、妻は職場復帰、息子は保育園に通っていました。
妻は時短ではなくフルタイムで復帰したため、シッターさんや家事代行さんを頼りながら、東京で働いていました。
そのようななかで、2021年は厄年だったようで、
実家の父の入院。
妻の人間ドックで見つかった病気の手術の入院→術後の出血による緊急搬送。
息子の痙攣によるICUへの入院。
といろいろと家族の病気が続いてしまいました。
(幸い、いまはみんな快復して元気にやってます。)
これらの事情から、会社の体制や働き方を変えたりして、SI事業は僕なしでもうまく動くように仕組みづくりをしてきました。
そんななか、コロナの変異型の影響などで、毒性は下がりつつ感染力が拡大しており、保育園でも感染の影響を受けた休園を多く聞くようになりました。
息子の通う保育園も例外ではなく、休園し、共働きの我が家ではzoom会議の予定を調整しつつ、なんとかやっていました。
青森への避難
なんとかやっていたと言いつつ、なんとかやれていなかったです。
コロナの影響で、シッターさんの予約が取りづらく、休園中はシッター利用が断られることも多く、夫婦両方がフルタイムで働きつつ、息子の世話もしないといけない状況は大変でした。
狭い家に2歳前のイヤイヤ期に一歩踏み入れた息子と2歳のトイプーがいる中で、家事やzoom会議をこなして、夜に集中力がいる仕事をこなすという生活で、
夫婦喧嘩も増え、限界でした。
そこで、ひとまず、1ヶ月限定で、妻の実家にお世話になり、妻の母に息子のお世話を頼みつつ仕事に集中することができました。
そんななか、コロナの感染状況や社会情勢を見据えつつ、東京での1年の生活を振り返ってみたところ、
・1年間で妻が出社した日は5日以下
・僕自身が出社するのも週1日以下
・息子が保育園を休んだ日に使えなくなる時間は5時間以上
・休園は増えていて、すぐにはルールは変わらなさそう(ママさん社員のお子さんの保育園は1ヶ月のうち2日しかあいてなかったとか)
などなど、東京にいる必要性は少なく、地方移住により実家を頼れる環境はメリットが大きいと判断しました。
青森に引っ越してみて
家賃は東京時代の半分以下で、面積は2倍、駐車場付き。
夫婦それぞれ別の部屋でzoom会議可能で、まさに理想のリモート環境。
(保育園のお誕生日イベントの様子)
メリット1: 仕事に集中できる
引越し後、新しい保育園も休園とは無縁とはいかず、コロナによる休園がありました。(夏休み中の一時預かりの保育園も今週は登園自粛に。。)
そのときも、実家に帰ることで仕事の調整はほとんど不要でした。
また、週末は妻の実家に帰ることで、自由な時間が増え、仕事や大学の研究に集中できるようになっています。
(有名な鶴亀屋食堂にて)
メリット2: 安くて、子育てしやすい
駐車場が安く、車生活のため、買い物や保育園の送り迎えがラクです。
公園の駐車場も広く、無料のため、送り迎えの前後に遊ばせることもできます。
家事代行も非常にお得に使えます。
東京時代の1/3以下でお願いできてます。
金曜〜日曜の食事は実家
月曜〜水曜の食事は家事代行
木曜の食事はスーパーのお刺身
と美味しいご飯を食べられていて、ふるさと納税で買っていた冷凍ハンバーグや冷凍餃子の活躍する暇がなく、何を買うか探索中です。
息子の保育園も、アメリカ人の先生のやっているプリスクールに通っています。
東京時代の保育園と同じ金額で通えています。
イヤイヤ期の息子の最初に覚えた英語は「No!」ですw
(妻の友人の娘と。この子めちゃくちゃ可愛い)
メリット3: 温泉・サウナ・マッサージ
青森の銭湯は、ほとんどが温泉で、歩いてすぐのところにも温泉があります。
車で少しいったところにある極楽湯は水風呂も冷たく、コールマンのととのい椅子もあって、JAFの割引ありで410円で入れます。
妻の実家の近所には、1時間3,000円のマッサージが受けられる温泉があり、指圧の強さがすごく気に入っていて、青森に帰るたびに予約して通っていたのですが、いまでは月に何度か通えています。僕のお小遣いの唯一の使い道と言っても過言ではありません。
青森は妻のふるさとですが、実は、今回の青森移住は仕事に集中したい(子育て・家事を楽したい)僕の希望で決まりました。
妻は、僕が青森に移住したがった本当の理由はサウナとマッサージだと思ってるくらいです。
(青森ねぶたもたちねぶたもどっちも出ます)
まとめ
青森での生活を許してもらっている妻の会社や、僕の会社の社員やステークホルダーの皆さんには非常に感謝してます。
今後は青森拠点の生活についてや、オフィスの在り方、最近の会社の様子について書いていくつもりです。
来週からねぶた祭りです。取引先や大学の友人も来るので、息子の衣装も揃えて楽しみにしています。
ライトブルーでは、子育てしながら働く親に優しい環境を作っていこうと思っています。
以上のようなバリューに共感してくれる人を募集中です。