ペルソナフェス見ていたら、暗闇走り抜けてカレーの材料を買いに行った話。(蕁麻疹に耐えながら)
おっす、ワシ、ATLUS大好きっ子!
ATLUS共通テストの成績は29点!
ATLUSが今年とっても元気でうれしいぞ!
東京鬼祓師ぐらいの怪しげな時代にはもう消えてしまうんじゃないかと思っていたATLUSが、2024年は何があったんだというくらいの大作ラッシュ。もう、ペルソナのおかげで知る人ぞ知るゲームメーカーではなくなった感じがする。
ユニコーンオーバーロード、P3リロードを発売しても、まだ、P5X(スマホのやつ)、真女神転生5V、メタファーを残している。
ATLUSのパワーは全開、ワシの財布の金も全壊!
Wow wow 発売はSTOP it! もうちょっとペースを考えて!
Wow wow 買うけどSTOP it! でも愛に勝てぬから……。
デラックスエディションの甘美な誘惑、お財布ゆるゆる、困ったな。アァこりゃこりゃ。
尚、この記事の本筋は、突如全身に蕁麻疹が襲ったおじさんがカレーが食いたくなって、カレーを作って食ったという内容です。(再現とかそんなんじゃないです)
今週はATLUSの新情報がいっぱい。
とにもかくにもメタファーが楽しみでしょうがない。
(公式のアドレスがrpg.jpなのが気合が入りすぎている)
全部好きな要素しかない。欲しい要素全部入り。七面鳥にクリスマスオードブル、ケーキに、おせちにカレーもあるよのテンション。
これだけ情報出して期待感あおっときながら、物語の全容もつかめないミステリアス。選挙魔法ってなんなんや……。
ニンゲンのデザイン元はヒエロニムス・ボス! (うひょー!)
アーキタイプ(装備枠)のシステムは世界樹のジョブシステムをカジュアルにした感じだし、戦闘はメガテンのプレスターンにペルソナの爽快感が組み込まれているよう。
ATLUSの歴史のすべてをぶち込んで日本トップクラスの才能で煮詰められたら、そりゃ面白そうになるよ。全部未知の体験だろうけど、どこか懐かしさも覚える印象。DL版予約できるらしいので早速予約しました。デラックスエディションを。財布は死んだ。
全く期待していなかった真5Vもクオリティが上がっていてほとんど別のゲームではという印象。
真5面白かったけどシナリオと冗長なダンジョンのせいで60/100ぐらいの出来(ファンじゃなかったら30/100の出来)だったけど、真5Vは事細かにアップグレードされていて買うなら今という感じ。
DL版予約しました。デラックスエディションを。財布は二度死ぬ。
こんな感じで、ひーひー言っておりました今週。
お侍ちゃんとペンギンズノブオの兄貴の動画を寝落ちしながらみたり、P5Xが日本でもできるというのでうひょうひょしたり、大忙しであった。
週末は6/8から二日に渡ってATLUSフェスが開催されていたらしく、YOUTUBEで見ていた。ATLUSフェスの開催に合わせてステージの様子が流されていたので、それをだらだらを見ていたワシ。
いつものメンバーによる、深すぎる愛に少々引きつつ、楽しく見ていたのだが、現地のステージでのイベントがないときは今まで宣伝動画が流れていたわけである。
いつも作業用BGMとして流しているから、これはちょうどいいやと思って、そのまま流していたのだが、不意にペルソナ5の動画を見ていたら、カレーが食いたくなってきた。
直近でペルソナ5スクランブルをプレイし始めたので、そのせいもあってかルブランのカレーを作りたくてたまらなくなった。
――しかし、おじさんは急に全身の蕁麻疹により、猛烈に体調が悪かった。でも行く。もうすぐ7時なのに。
そして、カレーのことを思いながら、暗闇走り抜ける。
明日は雨という直感から、いきなり自転車にまたがりカレーの食材を買いに 行ったワシ。レシピもよくわからないが、なんとなくネットで調べ、惣治郎のアドバイスも思い出す。(あかん、全然覚えてないわ)
ちなみに、カレーが食いたいだけで、参考にするが再現は一切しない。
スパイス買え揃えるのがめんどくさかったのではない。断じて。
三軒も梯子して、食材を買い集める。
It's Over 4000yen!
なおこの時、全身に蕁麻疹が出ており、意識が飛びかけていた。
なんなら、今もつらい。指が動かないし、顔がパンパン。目が33で口が3になっている。(カレー作らずにその金で病院に行けよ……)
買ってきた食材
(大体8人分)
カレー粉 適量 (インデアンのやつ)
牛すじ 250gぐらい
牛豚粗びき肉 400gぐらい
玉ねぎ(中) 3個 (こだわりの特別栽培)
リンゴ(中) 半分 (今回はふじ)
ヨーグルト 200g
コーヒー 適量(100ccぐらいいれた)
赤ワイン 350ccぐらい
ショウガ ひとかけ
ニンニク(チューブ) チューブから3㎝
家にあったの
ニンジン 3本
コンソメキューブ 2個ぐらい
蜂蜜 大匙2ぐらい
ケチャップ 適量
ウスターソース 適量
こんな感じのレシピ。(雑~!)
液体と調味料は目分量や!カレーなんてどうせこんなもん。
あと、作りすぎた。デブだけどそんなに食わないので半分は冷凍保存した。
①下準備(1時間)
全身蕁麻疹で気を失いそうになりながら、作ったので結果的に変なカレーができたという報告をします。しんどすぎる。流行り病でもかかった?
ともあれ、作り方だけはネットで予習したので、それを元に作っていく。
参考にしたのはPS公式のゲーム飯のショート動画とファンが作ったやつ。
すじ肉とひき肉に塩コショウ、赤ワインをかけて揉みこんでおく。
すじ肉は一口大に切っておく。(でかいままだと固くなるので注意)
予算がなかったのでひき肉入れたけど、全部すじ肉かカレー用肉の方がうまいと思う。
今回作って分かったことだけど、
今回のカレーの作り方だと、肉のポテンシャルで出来栄えが大きく変わる。思ったよりもあっさり風味。なので、
「ちゃんとしたいい肉使うか」
「下味をしっかり目につけるか調味液に漬け込んでおく」
「思い切って豚とか鶏ももにする」などの工夫がいると感じた。
続いて野菜。
玉ねぎは繊維に沿って薄切りにした後、それなりの大きさに切っておく。
薄切りを並べた後、3つか4つに切る。いつも作っているオニオングラタンスープの切り方。この瞬間が一番生を実感する。
ニンジンはすりおろし。三本も。しんどすぎるので、みじん切りにする。だれが、三本もすりおろしするか、ばーかばーか!
ちなみに、ワシがニンジン大好きマンなだけなので、ニンジンは一本すりおろすだけでいいです。味のバランスがおかしくなりますので、ニンジン半分でもいい気がする。
リンゴとショウガもすりおろし。めんどくさいので、これも全部同じボールにドーン。
ショウガとリンゴは入れるタイミングで味が変わるので別々にしたい人はそれで。さっぱりきりっとさせたい人は最終的に煮込む段階で入れたほうがいいです。
皮はべジブロスに使います。ひたひたの水につけて15分ぐらい中火で煮ます。(水面がふつふつするぐらい)作ったはいいものの、どこで入れるかは謎です。マジで使い時が分からん。雰囲気で使っている。
②無駄にフライパンで肉を炒めた後、鍋で赤ワインで煮る。
すじ肉とひき肉を油のひいたフライパン強火で炒める。
表面を焼き付くまで炒める。中はどーせ後で火を通すので別に生でも構わない。うまそうな焦げ目をつける方を優先する。
焼き目が付いた肉は別鍋で煮込んでいく。(最初から鍋で炒めろ)
鍋にすじ肉とひき肉を入れて、べジブロスと赤ワインを入れて、煮込む。
沸騰したらとろ火で15分。あとは放置。今回の量だとそんなに煮込まなくても十分柔らかくなると信じたい。
③野菜もいためて、スパイスも炒める。両方やるのが、料理のつらいところなんだな。
玉ねぎをきつね色になるまで中火で炒めます。
今回、量が多すぎて非常にめんどくさかった。
ちなみに、最短できつね色に炒めるには蓋を閉めて玉ねぎが透明になるまで蒸し焼きにするのがコツ。水分量を飛ばせば茶色くなるのではなく、温度で茶色くなるので、蓋した方が早い。玉ねぎが透明になったらそこからひっくり返してあげてるうちに勝手に茶色くなる。って、YOUTUBEでみた。
別鍋でスパイスを炒めて、ルーもどきを作る。
今回はカレー粉で妥協。スパイスはP5公式が出してるレトルトカレーの裏面に載ってるらしい。よっぽどルブランのカレー作りたいと思わない限りはS&Bかギャバンかインデアンでいいと思う。
今回はインデアン。インデアンは鶏だしカレーうどん作るとうまいので、そっちがメインで買った。
カレー粉と小麦粉をダマにならないように炒める。今回5分ぐらい目安でちゃちゃっとした。洋風だとバターでこねくり回すが今回は簡略版。
ちなみに、玉ねぎ炒めている間にIHの操作をミスって再加熱して焦げました。ばーかばーか!
玉ねぎが炒まったら、ルーもどきを混ぜ込む。
ここに、ケチャップ、ウスターソース、コンソメキューブ、蜂蜜、すりおろしたにんじんりんごショウガを入れる。弱火で数分加熱。
この時点で激甘であるので不安要素しかない。(甘いのが苦手)
④野菜と肉をレッツコンバイン。
野菜と肉を保温して風呂に入って戻ってきたら、23時40分。
急いで②の肉と③の野菜を合わせます。
目算を微妙に誤って、鍋に入らず、でかい鍋を召喚。マグネタイトを消費。蕁麻疹が悪化。(はよ病院にいけ)
赤ワイン(目分量)、ヨーグルト(1個=200g)を入れて、ぐにぐにします。あとはこれを一煮立ちさせて、弱火で10分ほど加熱。あとは1日放置。
この後、蕁麻疹に苦しみ、日曜日はATLUSフェスの様子を流しながら、ベッドの上でのたうち回っていました。
⑤まあまあ味がないカレーができた。
そして待望の味は? ワシはうまいが、ほかの人は知らん。
味は優しく、後からじわじわ来るタイプのうま味がある。
ンが、薄味で油ッ気がない、肉と野菜の塊を食っている感覚。
野菜入りプロテイン。パワー系健康食品。体にいい味。
自分はドンピシャで好きだけど、普通の人はしんどいかもしれないね。
多分P5の主人公が作った失敗した味のないカレーだと思えば、再現はできている。これじゃ、体のプロテインは補給できても、心のプロテインは補給できないよねみたいな味。
いわゆる市販のルーで作ったようなパンチ力はない。
ジャガイモ入れてたらマシになったんではないかと思う。
ジャガイモを入れておくとミネラルが補われるのでまとまりやすい。今回はミネラル不足な感じ。ミネラルがないので、味の深みもいまいちな感じである。トマトをいれてもよかったか。
ヨーグルト200は入れすぎか。100でもよかった気がする。ヨーグルトのたんぱく質がかなりストイックな味にしている気がする。油ッ気のなさを悪い意味で引き立てているかも。確かにいいスーパーで買った赤いひき肉だったので、こいつらがタッグを組んで胃に圧をかけている感がある。
ヨーグルト80gに牛乳か生クリーム20g入れてもよかったと思う。
あと、仕上げに冷たいバターとか入れたほうが良かったかもね。
こういうもっちょりした味のカレーは、アクセントに砕いたアーモンドとレーズンを寄せておくと、甘さが引き立っておいしかったと思う。(甘いの苦手だけど)
意外とドライフルーツと合う感じの味かもしれない。
まあ、これ確実にルブランのカレーじゃないわ。
余談、ショウガシロップを作る。
欲張ってショウガを大量に買ってしまったので、ジンジャーチャイシロップとショウガの佃煮を作った。
ショウガを薄切りにして、砂糖で水を出し、スパイスを加えて弱火で煮込むだけ。今回はシナモンとカルダモン、フェヌグリークとローズマリーを入れて沸騰しないようにコツコツ煮込む。煮汁は回収して紅茶の茶葉を漬け込んで、ジンジャーチャイシロップの完成。これをキンキンに冷やした牛乳で割るとカッと目が開いて脳が覚める味に。砂糖の甘さとショウガの辛さが視神経を覚醒させるのよ。ペルソナ!みたいになる。炭酸で割るとジンジャーエールみたいになるけど、牛乳の方が覚醒できる。
出涸らしになったショウガはまだまだ辛い。水が出てパリパリになっているので、醤油と白だし、七味、少しの酢を適当に入れてさっと煮こんで甘すぎるショウガの佃煮に。
醤油で煮た油がない魚か牛肉をほぐして、刻んだ佃煮をご飯に混ぜておにぎりにするとうまい。いや、太る。やめよう。釣りとか農作業するときに食べたい味だね。
今回はひねショウガで作ったけど、新ショウガだと、砂糖まぶして冷蔵庫で保存するだけの方法がいいかもしれない。どうやっても辛さが出ないので、フレッシュさで勝負したほうがいいのよ。ひねか新にするかで毎年、迷う。どっちもいいところあるから……。