泣きっ面にマヨネーズ



マヨラー

とまではいかないけれども、マヨネーズ大好き。美味しいよね、マヨネーズ。

たこ焼き、目玉焼き、唐揚げ、炙りエイヒレ。マヨネーズで食べて美味しいものがいっぱい。だいたいびしゃがけして食べる。


ピュアセレクトとかスーパーブランドとか試したけど、巡り巡ってやっぱりキユーピーが1番美味しい。体に悪そうな味の濃さに興奮すら覚える。


居酒屋で、たまにお皿の端っこにマヨネーズを盛ってくれてるけど、足りない。もっと寄越せ。なんなら1本丸々持ってきてくれ。ビールをピッチャーで頼めるなら、マヨネーズも丸ごと頼めるようにならないと自然の摂理に反していると思う。


そんなマヨネーズ、白ご飯にかけて食べることが、なぜあんなに忌み嫌われてるのか、解せない。

少なくとも僕の周りはそういう人ばかりだった。別に良いトコの生まれでもなんでもないんだけど。


あったかご飯に、マヨネーズ、お醤油、七味。

マヨの酸味とお醤油の香ばしさ、時折ピリッと七味が顔を覗かせて、だんだんとお米の甘さが引き立ってくる。


雑な飯だという自覚はある。
さすがに毎日は食べない。自炊も外食も究極にめんどくさい時。ふりかけ、お漬物などのご飯のお供ローテーションに飽きた時。

ここぞと言う時に食べる。
美味しい。


なのになぜ、マヨ飯を食べるのを制止されるんだろう。解せない。


主食と呼ばれるお好み焼きにも焼きそばにもかけるのに。なぜ白ご飯は仲間外れにされるの。同じ炭水化物なのに。

行儀が悪いって言われたけど、マヨ飯のどこに行儀の悪さがあるのか。調味料をかけただけのご飯を食べることに対して言われてるのだろうか。

なら、塩むすびは調味料だけで味付けしてるから行儀悪いんですか?


マヨネーズはご飯にかけるものじゃない?
それは誰が決めてるんでしょう。ただ自分の習慣にマヨ飯という文化がなかっただけじゃない?強めのバイアスがかかってるんじゃない?受け入れられない異文化を排斥しようとしてないか。


ちくちく言い出したらキリがないけど、つまるところマヨ飯が認められていないことに納得してない。


みんな言わないだけで、実はこっそりやってるんだろ。


田舎で採れたさつまいもでほくほく焼き芋を食べて季節を感じたりしてイキってる裏で、実は卑しく雑な飯を貪り喰らってるんだろ!!!そうなんだろ!!!!!




さて今日の夜ご飯は、作り置きしてる、たっぷりのざく切りお野菜の旨みが染み出したあったか~いミネストローネでほっこりしようかな。


これから旬を迎えるお大根も、たくさん使ってるんだ。冬を感じる。最近はめっきり寒くなったから、こういうあったかいものが染みる。

冷えきった身体の芯からじんわりと体温を取り戻していく感覚は、冬にしか味わえないよね。


厳しい寒さでも、こんなささやかな幸せがあるだけで乗り越えられそう。



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