きみが好きだと叫べない
素直に言いたい。
だけどなかなか言いにくい。恥ずかしいのかな?いや、好きという感情をぶつけるのには、後ろめたい気持ちがある。ちゃんと毎日、向き合っていないから。都合の良い時だけ。
そんなだらしない自分が変われたら、きっと好きって言えるのかな。
このnoteを再開させたころ、2024年の読書欲ピーク。大量に本を購入して、キレイに本棚に並べたまま今に至る。
電車通勤の往復3時間でめちゃくちゃ読んでいたのだが、車通勤に切り替えたことで強制的に読書する時間がなくなった。
毎日少しずつ読む、というのがすごく苦手で、まとまった時間に一気に読み進めた方が捗る。どうしたものか。堂々と「読書、だ~い好き!」と言いたいところだが、こういう性分が邪魔をして、そんなことを発言すれば「全然読んでない奴が何を宣っているんだ」と後ろ指を指されそうでなかなか言えない。
小学生くらいのころの黒歴史は、友だちと缶蹴りをしててもダウンのポケットに文庫本を忍ばせて、隠れている間に読んでいた。確か、あさのあつこさんのバッテリーを読んでいたと思う。図書委員にもなって、お昼休みは図書室に籠って職権濫用していたクソガキ。
それが今や、ただ本を買って満足するだけの意識高い系(笑)のクソガキになってしまった。恥ずかしいけれど読みたいと思っていることは事実なので、本を買う手が止められない。
積ん読と言えば聞こえは良いけれど、結局コンスタントに読書を続けることが出来ない言い訳だなと思う。読んでも読んでも追い付かないから未読の本が溜まっていく訳でもないし。
読みたい本ばかり増える。
小さいころに読んだ、母が持っていた筒井康隆の七瀬シリーズを大人になった今、読み返したいが、まだ10冊近く手元に残っている。
今日から、毎日本を読みます!!
なんてSNSで発信したところで、監視されてるわけでも達成しなければいけないノルマでもないし、自分の塩梅で読めなかった言い訳はどうとでも出来ちゃうから、あえてここでは宣言しない。
知らない知識を吸収出来たり、自分では体験し得ない感情の揺れ動きが染み込んでくることは、心地好い。
引き続き「読書が好きです。但し読みたい欲の波が激しいから毎日は読んでません。」
と言いながら、だらだらと自分のペースで本を読みます。多分あと数ヶ月したら、爆裂に読み進める時期が来る。