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“おひとりさま”に備える

8月2日朝6時、息子(19)が旅に出ました。

青春18きっぷで
「生き先決めずに行く旅」ってやつ。

私も学生時代にやったなー。

ずっと鈍行だから、
腰もお尻も痛くなるんだよねw


小学校高学年から登校しぶり、
中学校3年間まるっと引きこもり、
高校3年間は通信制だからずっと自宅、

要は、これまでの人生の半分近く、
「家ん中」にいる人だったってことw

でもその間にやりたいこと見つけて、
この春から専門学校へ、
毎日「リアル」に通うようになった。


まだまだ「社会復帰途上」で、
まさか18きっぷなんてものを使った旅に
出るなんて思ってもみなかったけど、

そんなことを一緒にしよう、
したいって思える友達ができたんだね、
この3ヵ月で。

そのことが、とても素晴らしい!
と母は思う。


で、
ただでさえ「親はウザい」お年頃w

出かけたら最後、
何も連絡来なくなるのかとばかり
思っていたら、

意外に、連絡マメ(笑)


1日目:東京〜盛岡
2日目:函館〜札幌
3日目:札幌〜稚内
4日目:稚内〜???

てな具合で、
「北へ向かう」旅になった模様。


そして、、、

そう、母は、図らずも、
突如「おひとりさま」状態に
なったのです!笑


・ご飯毎食作らなくていい
(私もそりゃ食べるけど、
 1日1〜1.5回でいいし、
 野菜とほんの少々の肉魚があったら
 それでOK。毎食ガッツリ肉食の人
 とはベースが違うw)

・洗濯物も毎日しなくていい、
 したとしても、ごく少量
(毎日、1度しか履いてないデニムパンツ
 とか、肉厚のバスタオルとか、
 バンバン出す人いないからw)

・時間を気にせず仕事に没頭できる
(おかげで、
 気づくと数時間座りっぱなし、
 ってことが増えてしまったので
 体には良くないのだけど、汗)


こんな恩恵を受けながら、
マイペースで

過ごす日々、
今日で5日目。


ちょっとの手間(というほどの手間でもないしw)でできるフレンチトーストも、
息子がいる日常ではなかなかやらなくなってしまった。
そんなことをやってみる「おひとりさま」週間。


なんせ「肉」を買わなくていいので、
気持ちが本当にラク。

外に出ずネットスーパーでサクッと
最低限の量を調達するのでじゅうぶん。


「ああ、息子が出て行った後は、
 私はこんな感じになるんだな」

ってすごく鮮明に予想できるように
なったのも、想定外のオマケ。

主に食べるものも、その量も、
買い物する頻度も、

もしもに備えて
常備する食材の種類も、、、


「私ひとり」「おひとりさま」なら

これでちょうど!
これでじゅうぶん!
これ以上いらない!

そんな基準が、あらゆる場面で
見えてくるようになりました。


誕生日(8/4)当日のランチ。
夕飯は友達と外食に出たけど、
昼間は簡単に準備できるもので早々に「祝杯」上げましたw

いつくるのか、
いつそうなるのか、
はたまた、来ないで終わるのか、、、

誰にもわからない
「おひとりさま」という未来。


私にも、自分の未来は
わからないことだらけだけど、

でも、こうして
一つひとつ「予想」して
「シミュレーション」してみることで

だいぶ現実的に、
自分ごとになっていく。

同時に、
「未知の漠然とした不安」が
「想定できる現実の安心」に
変わっていく。



何でもそうだけど、

「不安」と思う人は、

何もわからないから
ただただ想像して
「不安」になっているだけ。


何事も
「学び」と「想像」と「対策」です。

知らないことは「学ぶ」

普段なじみのないことこそ
「想像してみる」

不安に思うことには
「対策を講じる」


この3つをやるかやらないかで、
「未来への漠然とした不安」は
全く変わってきます。

「未知の漠然とした不安」が
「想定できる現実の安心」に
変わっていきます。


案じるより生むが易し。


まだ見ぬ未来を不安がって
あれこれ悩むくらいなら、

「仮にこうだったら、こう」
「こうなった時にはこうする」

と、一つずつ具体的にイメージして、
シミュレーションしてみたらいいよね。

実際にやれることは、
やってみたらいい。

そう、昔、学校で
誰でもやったよね、「避難訓練」。

あんなノリで。

不安が「安心」と「自信」に変わる。

それは最初から
「大きな」安心や自信じゃないと思う。

でも、
何もない「0(ゼロ)」に留まっていないで
「0→1」の一歩を
勇気をもって踏み出した人は、
そのあと、ダンゼン強いよ!










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