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生きる目的と、好きなこと
なんだか最近気づいたこと。
好きなことを仕事にしようとか、そういう話ってよく聞くし、確かにそれが出来てお金がもらえて生活できれば、それに越したことはないよねって思っていた。
でも、そもそもに気づいた。
生きていないと、好きなことって出来ないよね。
まず生きているという状態があって、(死んでたら何も出来ないからね)その上で好きなことができるわけです。
そう考えると、この「生きていられる」という状態も、なんだかそれはそれで奇跡だと思うわけ。
だって、もしかしたら脳梗塞であと数秒後に意識を失うかもしれないし、道を歩いていて誰かにコロされてしまうかもしれないし...。
そう。この世に生きているということは、逆にいうと、生きていられない可能性もあるわけ。
でも近代では、死ぬより生きる人の方が多くなって、人口が爆発的に増えた。だから、生きていられる奇跡を感じにくくなってしまっていると思う。
だからまず生きていられることに感謝したい。もしかしたらすぐ死ぬかもしれないのに、まだ生きていられる。これにはありがたみしか感じ得ないと思えるようになりたい。
そして、そんな奇跡の時間が続いている中なんだから、少しでも好きなことをしよう。
スーパーマリオで、スターを取ると、無敵状態になれるけど、いつかはスター状態は切れるよね。
それと一緒で、この生きていられる時間も無限じゃない、有限。
その有限の時間の中で、何をやるのか。
これをやらないと生きていけないということはやらないといけないだろう。
食事をとる、睡眠をとる、病気にならないようにする。
生きるのに必要なことはやる必要がある。でもそれが目的ではない。
生きることが目的なんじゃなくて、好きなことをするために、生きることが必要なんだ。
あくまで、好きなことをするために必要なのが生きること。
生きることが目的になってしまってはいけない。
そう思う本日でした。