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【読書感想図】 誰のためのデザイン? 増補・改訂版

デザイン界隈の人にとっては、教科書的な存在の本「誰のためのデザイン?」

学生時代に初版を読んでいたが、当時は内容をちゃんと理解をする以前に「アフォーダンス」という言葉を都合よく解釈して使っていた感はある。

2015年に増補・改訂版が出ていて、改めて読み直してみた。

冒頭にあるように、改訂版として事例が新しいものに変わっているだけでなく、初版で誤解しやすい内容を理解しやすい概念に再編集していたり、デザイン思考やビジネスにおけるデザインなど、時代の変化に沿った内容も多く追加されている。

本の内容自体が、普遍的な内容はそのままに時代の変化に沿って更新していくというのも、この本の中で語られている内容を体現していると感じる。

「頭の中の知識」に細かく記憶しておくのも難しいので、「外界にある知識」として気になった内容を解釈も含めて1枚にまとめてみた。

30年以上前に語られていた概念が現代に浸透しているという歴史的な流れも感じられて面白い。

何十年後とかにまた読んでみると、普遍的に読めるのか印象が変わっているのか楽しみな本。


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