12/25(水)
昨日、妻が外国人のお客さんに「メリークリスマス」と言われた気がして「メリークリスマス」と言ったら、空耳だったようで、「Tomorrow」と返されたと言っていた。
ホントのクリスマスは今日。
でも、もう既に終わった感がある。
先日のショッピングをして、欲しいと気づいたデニムのパンツが届いた。既に一つ持っているものの別タイプだけど、届いたのがうれしくて、早速履いて散歩に出かけた。
散歩の途中に恵文社に寄り、先日見かけて気になっていた『XD MAGAZINE - VOL.08 掘る -』を買った。この『XD(クロスディー)』がとてもいい。
レコード屋さんでdigってる表紙の写真もまさに掘っているけど、好きなことを掘ることに関する特集。
インタビューの面々も多彩で、好きなサッカー解説者の林陵平さん、レイザーラモンRGさん、建築家の田根剛さん、小説家の松永K三蔵さん、三宅香帆さんなど知っていて興味をそそられるインタビューがたくさん。それだけではなく、存じ上げないが読んでみるとおもしろそうな、大谷石の地下採掘場の大谷資料館や土壌学者の方、レコード屋さん、マイクラの話、電線愛好家と路上園芸愛好家の対談など、新しく興味をそそられる要素もいっぱい。
芥川賞の『バリ山行』を書かれた松永K三蔵さんのインタビューは特におもしろかった。松永さんは建設会社で働くサラリーマンで、出勤前に毎朝喫茶店に行き、2時間ほど原稿用紙 約10枚分の原稿を書くことを10年ほど続けられているらしい。
インスピレーションを手書きされているノートの写真も載っていて、とても細かく美しいものだった。
林陵平さんの手書きメモも掲載されていて、人のメモや手帳っていうのは、何か刺激されるものがある。
松永さんのノートに影響されてか、ほぼ日手帳を縦書きにしてみると、詩や詞を書いているような気分になり、スラスラと書けて心地良い。
日本語たるもの、やはり縦書きなんじゃないかと大袈裟に思った。
『1Q84』Book.1 を読み終えた。
比較的、平和な序盤が終わり(日常の細やかな描写がステキだ)、主人公のつながりが見えてきて「なんやてー」ということが起こり始めている。長い小説だが、一巻でこれだけの展開があると、今後どうなっていくのか...楽しみ。