台湾で中国語として使っていた『小確幸』。実は村上春樹さんの造語だった。
『小確幸』とは、小さいけれど確かな幸せのこと
と言えそうです。
読み方は『小確幸(しょうかっこう)』。
そうなんです。台湾でもとてもよく使われる言葉なんです。
どのくらいよく使われている言葉かというのを証明するために、
Yahoo Taiwan で「小確幸」と入れて検索してみました。
結果がこれ ↓
ここに出てきている記事は、全て今月のものです。すごい!
気になった記事をピックアップしてみました。
「この地区でお金が配られる!8万7千人がこの小確幸に喜んでる!1人1000元もらえるよ。」という内容です。
これはコロナの給付金のようです。
もう一つ取り上げてみます。
昨日9月20日の記事ですね。
「コロナ後日本旅行の小確幸。由布院にある別荘一棟を貸し切って、一晩オーナーになろう。」
というタイトルです。
それも小確幸??!!私にとってはかなり大きな幸せだわ。
とツッコミを入れたくなりますが。
ご覧の通り、日々使われています。
今日は9月21日。
くしくも、23年前の今日は台湾で大きな地震があった日です。
つい3日前にも、台湾東部で大きな地震がありました。
台湾も日本も島国であり、地震大国でもあります。
大きな目標を掲げ、「幸せになりたい」と願いながら日々努力を続けることはとても大切です。
ですが、日々の生活の中にある『小さいけれど確かな幸せを感じる』一瞬一瞬も、きちんと味わい大切にしていきたいですね。
★日本語教師の皆さんへ
台湾人との日本語の授業で、
「小確幸って聞いたことがありますか?」と話題にしてみると、きっと盛り上がりますよ。
「○○さんの小確幸って何ですか?」と、是非聞いてみてください。
染