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台湾で中国語として使っていた『小確幸』。実は村上春樹さんの造語だった。
引き出しの中にきちんと折ってくるくる丸められた綺麗なパンツがたくさん詰まっているというのは人生における小さくはあるが確固とした幸せのひとつ(略して「小確幸」)ではないかと思うのが、これはあるいは僕だけの特殊な考え方かもしれない
『小確幸』とは、小さいけれど確かな幸せのこと
と言えそうです。
読み方は『小確幸(しょうかっこう)』。
そうなんです。台湾でもとてもよく使われる言葉なんです。
どのくらいよく使われている言葉かというのを証明するために、
Yahoo Taiwan で「小確幸」と入れて検索してみました。
結果がこれ ↓
![](https://assets.st-note.com/img/1663771363754-1rIRCjaXaI.jpg?width=1200)
ここに出てきている記事は、全て今月のものです。すごい!
気になった記事をピックアップしてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1663771456175-7NnOGPwqMG.jpg?width=1200)
「この地区でお金が配られる!8万7千人がこの小確幸に喜んでる!1人1000元もらえるよ。」という内容です。
これはコロナの給付金のようです。
もう一つ取り上げてみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663771817871-mxhb1KrpIR.jpg?width=1200)
昨日9月20日の記事ですね。
「コロナ後日本旅行の小確幸。由布院にある別荘一棟を貸し切って、一晩オーナーになろう。」
というタイトルです。
それも小確幸??!!私にとってはかなり大きな幸せだわ。
とツッコミを入れたくなりますが。
ご覧の通り、日々使われています。
今日は9月21日。
くしくも、23年前の今日は台湾で大きな地震があった日です。
921大地震(きゅうにいちおおじしん)は、台湾時間の1999年9月21日1時47分18秒(日本時間2時47分18秒)に、台湾中部の南投県集集鎮付近を震源として発生したモーメントマグニチュード(Mw)7.6[1](USGS、台湾中央気象局はMs7.3)の地震。台湾では20世紀で一番大きな地震であった。
(中略)
死者:2,415人
負傷者:11,306人
行方不明者:29人(台湾行政当局の発表)
つい3日前にも、台湾東部で大きな地震がありました。
台湾も日本も島国であり、地震大国でもあります。
大きな目標を掲げ、「幸せになりたい」と願いながら日々努力を続けることはとても大切です。
ですが、日々の生活の中にある『小さいけれど確かな幸せを感じる』一瞬一瞬も、きちんと味わい大切にしていきたいですね。
★日本語教師の皆さんへ
台湾人との日本語の授業で、
「小確幸って聞いたことがありますか?」と話題にしてみると、きっと盛り上がりますよ。
「○○さんの小確幸って何ですか?」と、是非聞いてみてください。
染