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諦めてたワーホリへ7年後に行くタイミング。の話


さて、やっとこの話を書こうと思う。

約7年前、私はワーホリvisaを使ってニュージーランドに一年滞在し日本へ戻ってきた。それまでも、「暮らすように旅する」というスタイルの旅が好きで日本各地へ住み込みバイトしたり、遊びに行ったりしていて、1週間以上住んだ場所は、すでに12ヶ所以上になる。

そんな自分の20代の気持ちを残したくて、2022年に初出版として「SUKIMA IN MY LIFE」をリリースした。

これを作ったのは、30歳になる前でこの時は、「もう一度ワーホリに行く」と掲げてた過去の自分は忘れていた。だけど、結果的に時は来て、行くことを選んだ。遠回りしたけどそれも意味があって繋がってるような気がした。

と言うのも、そもそも”ZINE”を作ろうと思ったのは、
2021年の夏(まだ世はコロナ禍)人口700人の村にいた時。エアコンもテレビもない生活だったけど、全然苦じゃなかった。むしろ、時間をたっぷり使えた。

今後、こんな場所に来た時に、何かできる人になりたいと考えていた。そして、過去の自分を振り返る作業を始めた。(主にマインドマップ)

そこで、出てきたのが、ZINE作りだった。(この話は過去にも書いてるので飛ばす)

4ヶ月ほどの村の生活を終え、すぐにデザイナーさんがやってるZINEスクールに申し込んだ。期間は、年明けから梅雨終わりまでの半年。

ZINE作りは大変だったが達成感はあった。
+制作しながら過去を少しずつ浄化していて、「もっと自分の人生に自信を持とう。堂々と好きなことしよう」と気持ちが完全に切り替わっていくのを実感した。

雪が降る冬が大好きな私は、2022年の冬、新潟へ行った。(まだ、後ろめたさがあり、ごく一部の人にしか行ったことは言ってない)

約2ヶ月半ほど働きながら暮らした。朝起きて、カーテンを開けると見える雪景色。これが本当に好きで、「あぁ、やっぱりいいよな」と改めて思った。


こんな絶景が見れるしあわせ


そして、このスキー場の滞在期間に私は30歳を迎えた。
それまでも色々と考えてたけど、いざ30歳になると、冷静だった。
「できない、やらない理由は実は全部自分が決めてて、本当にできないことなんてそんなに無いかも。」と気づく。

それから私は、より強く、確信するように自分に貪欲に生きようと決めた。


まず、”スキー場で働く”ことが好きな私が今まで、行かなかった理由はいくつかあるが、一番大きな理由は、すれ違いでうまく行かなかった過去の恋人との思い出だ。

けど、そんなのは意外と言い訳に過ぎなく、実際に来たわけで、来てみたら、「やっぱりいいなー」となった。その時に「あぁ行動するに越したことはない。考えてるよりも説得力がある。」と旅では行動するのにこういうのは、ずるずるな自分を反省した。

なので、ここもクリアにしようと、変な勇気が湧いてきて、連絡をして会うことにした。

と、何の話?ってなるが、これもきっかけに繋がってるので、もう少し書いておく。

5、6年ぶりに会った恋人は、変わらず私の好きな人だった。
彼が海外に行くために準備してることは知ってたし、実際に話聞いて
応援したくなった。(この時、また海外行かないの?と聞かれたけど、行きたいけど、うーん、行かないかなーと適当に答えていた。)
本当は会った時に「あぁ、叶うならまたヨリを戻したい。」と思ったけど、やりたいことがある人に対して、私は応援することしかできなかった。

それから、地元に戻り、今後の自分のワクワクプランを考えた時に、「海外に行きたいけど、行かないかな。と言ったけど、これも言い訳だな。本当はいつでも行きたい自分がいる」と気づく。(いつも気づくのは遅め)
30歳、ワーホリVISA取れる最後の年、オーストラリア行こうと前は思ってたなー、なんでいかなかったんだっけ?と色々と掘り下げていく。
そしたら、あぁ今だな!と繋がった。

彼はアメリカが好きなので、カナダに行くのはわかってたけど、私は過去に行きたいと思ってたオーストラリアを選んだ。
まぁおかげで?今ヨリを戻しても過去と変わらないからといって振られてしまった。再会した時に薄々気づいてたけど、気持ちも言えたし、お互いいい方向にと向き合えたし、これはこれで良かったと思う。

今はきっかけをくれたことに感謝しかない。
あの時スキー場に行ってなかったら。
あの時会う勇気がなかったら。
会って、話を聞いてなかったら。
私の中に「ワーホリにもう一度挑戦する」という
選択肢は生まれなかったと思うと不思議だ。


悲しいはずなのに、希望しかない。
そう当時も思ってたし、1年経った今もそう思う。
あの時、行動しない自分の理由は、全て言い訳に過ぎないと
気づかせてくれたおかげで今がある。
振られたの少し納得いってないけど(笑)
それも全て必要だったことだ。


31歳ラストワーホリ。
だいぶ拗れた人間だけど、いつだって選択肢に後悔はない。
絶対、自分で体験して、経験して、実感して強くなる。
間違いない。

これが実はワーホリに行く!と決めた最初のきっかけの話である。
意外?

元気もらった曲👇


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