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初心者ドラマーがドラム&ボーカルの同時Recするまでの話①〜音源編〜


ドラムを始めたときから
いつかやってみたい!
1年以内には披露したい!
そう思っていたドラムボーカルのレコーディング。


ドラムの練習をしつつ、
Rec方法についても探り続けてきて、
やっと、なんとか形にできたのですが、
まぁ〜色々壁があって大変でした。


ドラマーが初心者というだけでなく、
レコーディング知識なんてほぼない私が
なんとか動画にしてアップするまでの過程を、
せっかくなのでnoteに綴っていこうと思います。
ドラムボーカルのレコーディングしたいという同じような状況の人はそんなにいないと思うけど、
楽器や音楽に精通しているわけではない方にとっては参考になるかも?
誰かの何かの役にたてば。

長くなったので三部作です。
まずは音源編(プロローグ)

【1】音源編

◆歌ってみた/叩いてみたの法的問題を調べる


・著作権とは

これは前の記事にも少し載せたかもですが、
初期からずっと気にしていたこと。
著作権。

著作権とは、自分が作った作品に関する権利(けんり)です。大きく分けて、作品を作った人の人格(じんかく)を守るための権利と、作品を作った人が作品の使用料を受け取ることができる権利の二つがあります。
(中略)
映画(えいが)、アニメ、テレビ番組、音楽、マンガ、小説など、あらゆる作品に著作権があります。このようなものを勝手にコピー・販売(はんばい)したり、インターネット上などで他の人に見られる状態(じょうたい)にしたりすると、著作権侵害に当たります。法律(ほうりつ)に違反(いはん)した行いです。

総務省 小学生向け(情報通信白書 for Kids)

つまり、オリジナルの曲ではなく
誰かが作った曲を勝手に演奏してその動画をアップしたり、
BGMとして使うのはダメってことです。
このわたくし、面倒臭いほどにコンプラ意識めちゃ高人間なのです。笑
え、だってみんなが守る前提で作られてる社会に生きているのに守らないのは、何かを破壊する行為...

とちょと大袈裟ですが、
みんなやってるし、いいじゃんスタイルが大嫌いです。笑

さて、話を戻しまして。
前述のとおり、著作権侵害を気にしたところで疑問が。
「あれ?じゃなんでこんな歌ってみたとかYoutubeなどで流行ってんの??」

調べました。
(というかここまでは有名)

YouTubeなどJASRACが利用許諾契約を締結している動画投稿サービスにつきまして、動画の投稿者は一定の範囲内でのご利用であれば、JASRAC管理楽曲を含む動画を手続きなくアップロードすることができます。
ただし、利用方法によっては、個別に手続きが必要となる場合があります。

JASRAC公式HP
https://www.jasrac.or.jp/users/internet/ugc/index.html

JASRACという、音楽著作権を管理している一般社団法人。
(そういえば結婚式で音楽使うときに色々申請が必要だったなぁ。式場がやってくれたけど)
そこが、YouTubeとは契約しているので、
音楽の著作者と契約しているので、
その音楽を演奏したり歌ったりしている動画をアップしてもいいですよ〜ということらしい。

ほう。いいじゃん。
ありがとう、JASRAC。
YouTubeはいいけど、たとえば自分のHPとかに直接動画を載せるのはダメってことね。


・カラオケ音源にも著作権!著作隣接権とやらの壁

じゃあクリアじゃん。さっそく動画を...
というわけにはいかないのです。
著作隣接権...!!
???

著作隣接権とは、著作物の創作者ではないものの、著作物の伝達に重要な役割を果たしている実演家、レコード製作者、放送事業者及び有線放送事業者に認められた権利です

公益社団法人著作権情報センターHP
https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime4.html

音楽自体の著作権と、
本人が歌ってる歌とか、
原曲のカラオケ音源とか、
公式MVとかは、それらを演奏してる人や編集して作った人に権利があるからダメよ、と。そういうこと。

ここ、誤解されている人が多い気がします。
つまり、
既存の曲を、自分で一から演奏したり、
だれかを作ってもらってその人から使用許可を得ていたら
歌ったりドラム叩いたりした動画をアップしてもいいですよーということなので、
公式音源のカラオケを勝手に使うのは
ブッブー!!です。

でもよく見るよなぁ。
なんでこんなに多いんだろう...??
というのは解消できてない疑問。
どういう解釈したとしても違法なんだよなぁ。

というわけで、
あいまいな状態で違反したくないので、
確実に法を犯さずして歌ってみた/叩いてみたを実践するには、

  • 自作の音源を作る

  • 著作者が使用OKですよ、といっている音源使う

の二択しかなさそう。
ギター弾き語りとかはオッケーってことね。
でもドラムのみじゃあね...
自分で作れないし、後者の方法で道を探すことに。
探してみたら、使用OKのカラオケ音源を配信しているYouTubeチャンネルなどを発見。
目的の曲などもありそうだ。ここにお世話になろう。例: 歌っちゃ王
ないやつは、ココナラとかでも曲作ってくれそうなのでそういうところを頼りましょう。

・ショート動画を使うという抜け穴

音源手に入れて、それに合わせて演奏動画を加工して、、、
とめちゃめちゃ工数かあることに気づいて
ちょっと足取りが重くなった私ですが、
ショート動画の「リミックス」機能なるものを見つける。

YouTubeのショート動画のリミックスとは、
もともとの動画を拡散するための機能。
音源だけ引用して映像はオリジナルで作ることができる。
お!つまり!
公式音源を公式に拝借できる!


と、とりあえず演奏を撮っておいた動画で
試しに作ってみたのが、
去年の今頃。

もっと上手くなってから、、とか
フルで演奏動画作ってから...とか
しのごの言わずにさっとハードル越えときましょ。


こちらはUptownFunkですが、
ドラムボーカルのレコーディングに至るまで、
ミセスのダンスホールや、aikoのカブトムシなどもアップしました。


で、
最初はそれほど気にならなかった、
音質問題。


これらのショート動画はスマホ(古めAndroid)で普通に動画撮影したんですが、
音質悪っ

だんだん気になってきちゃいまして。

フル動画をアップするときには、
ちゃんとレコーディング環境を整えよう
と心に決めたのでした。



②レコーディング編に続く。




この記事、11月から書いてたんですが
あたためすぎて年明けました。
みなさま、今年もよろしくお願いします。笑

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