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note記事がきっかけでNPOに600万円の寄付が決まって、NPOにも連続起業家がいるんだと気が付いた話。

ジャンルを選んで寄付するsolioの代表の今井です。

先週のsolioのnote記事がきっかけで、イケハヤさんからNPO2団体に合計600万円のご寄付が行われました。

いやー、こんなことが起こるとは!!!!!!!!ですよ!!!!!!

solio自体はスタートアップのNPOに寄付ができているわけではありません。理念的にはしたいのですが、現状は認定NPO法人や公益社団、公益財団と寄付控除を一定程度受けることができる法人に限って各ジャンルの登録を行っています。

ただ、僕もスタッフもそれぞれの想いとしては立ち上げをしている組織でも素晴らしい活動をしているところも多く見ているので、本来はそういった支援もできれば、と思っていた矢先のことでした。

「エンジェル寄付」をしてくださる方が登場してくれたんです。SNSがきっかけでこういったことが起こるのって本当によかったなーと僕自身は思いました。

NPOの連続起業家、シリアルアントレプレナーがいる!!!!

今回、600万円のご寄付を決めていただいたイケハヤさんのお手伝いで僕も審査員として加わりましたが、設立2年以内のNPOにも関わらず、事業内容や社会課題の設定、戦略など非常にしっかりしている組織がいくつかあったことに気がつきました。残念ながら、それらのNPOには今回は寄付をすることができなかったのですが、それらを設立をしていたのはスタートアップでいうシニアルアントレプレナー、連続起業家の方々、つまりNPOの連続起業家の方々だったのです。

本来はNPOの連続起業家の方々の団体に支援することは社会的なインパクトも期待できますし、「もっとエンジャル寄付があったらいいのに!!!」とか思ったりしました(ここでは掲載許可をとっていないので、触れないでおきます。もし「え、NPOに連続起業家なんていたの?エンジェル寄付したい!」という興味がある方は連絡をください。つなげられるならば、つなげます)。

寄付の多様性をもっと増やしたい

本当にもっとエンジェル寄付が増えて欲しいので、思うことがひとつ。富裕層の寄付の使い道の多様性もっとあればいいのに、と思います。

60代、70代のシニアの寄付だと大学に高額寄付や自治体への寄付など目立ちます。メディアもそれを取り上げます。

例えばですが、京大に新たな奨学金制度を作ったのは大きな話題となりました。この奨学金制度にはニトリや安藤忠雄さんなどが寄付をしました。それは否定されることではないし、全然いいんです。


でも、寄付の多様性はもっとあっていい。奨学金だけではなく、NPOの事業や創業期支援の寄付などもっと多様性があっていいと思います。


メディアで取り上げられるのは自治体や大学への寄付が多くて、NPOへのエンジェル寄付は取り上げられないことが多いです。NPOが独自にプレスリリースは出していたとしても、なかなか注目されないんです。

そんな中で30、40代の富裕層の人は「何に寄付すればいいのだろう?奨学金創設とか自治体の寄付とかなのか?いや、自分には違うかも」とわからないことが多いと思っています。

それはモデルが多様性ではないからだと思っています。メディアもみてね基金の笠原さんやアンリさん(お二人ともお会いしたことがないが)、桂さんなどもっと取り上げて欲しいと思っています。ロールモデルのような寄付が実際はあまり注目されていないことが多くて、結構悲しい時があったりしています。ハフポとかバズフィードとかオールドメディアは期待的ないから、ネットメディアが新しい資金調達の流れをもっと記事にして欲しい。

(みてね基金はやばい。約6億円ほど個人でNPOに寄付しています。もっと語られてよかったニュースバリューがあることだったと思う)

富裕層の方と話していると、寄付先がわからないっていう話、本当に多いのです。もっと寄付の仕方のロールモデルの多様性が見える化されるとよいと思っています。


大きな寄付の形、多様にしよう。そんな風に思っています。

何はともあれ、イケハヤさん、ありがとうございました!

今日もsolioで寄付を!


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