コロナパス時代をどう生きるのか? Dutch design week21レポート。ep6
前回は、DDW21の中、なぜかワクチンの副作用をまとめてしまったので、今回は10月16日から24日まで、このEindhoven(アイントホーヘン)市で大きく盛り上がったイベントをnote。
まず最初に、DDW(ダッチデザインウイーク)とは?
有名なミラノサローネがすでに有名なデザイナーや家具メーカーが中心なのに比べると、オランダのアイントホーヘンで行われるデザインウイークはもっと大きな幅を持っている。アート、研究、ビジネス、IT 、環境、ロボット、都市計画、AIなど人間の関わるすべての分野に渡って、デザインされたものを扱っているのが特徴。というか、人間の生活これからの未来にフォーカスされたものが次々と、最近流行りの(!)のサスティナブル、エコロジー、フェミニズム、ダイバーシティなどのキーワードに乗ってこのデザインウイークでお披露目されるのだ。
元々エンジニアの街なので、職場の仕事で飽き足りないエンジニアがアトリエを持って新しいインダストリアルプロダクトを作っていたり、有名なデザイナーが多く出ているデザインアカデミー・アイントフォーヘンの学生の作品、またはそこを卒業して一人立ちしてる彼らのアトリエ巡りも見どことである。
というわけで学生といっても彼らのレベルの高さがすごいので、そのまま職やビジネスに繋がることも多く、そこがとってもオランダ。
ただそこから考えるとほんと去年の学生は悲惨だったと思う。ネットでの開催ってあれは悲しい。タッチデザイン系とか、どうしたらいいのか?
今回、まず会場だけど大きく分けると8カ所。そのほかに小さな会場が死ぬほどある、100以上はあるのでは? 周りきれない!
VAN ABBE MUSEUM,、NHT,、Desigin academy graduation show、StrijpS, Sectie C、牛乳工場Campina跡地。この辺りをウロウロしてみたので会場ごとに紹介していきたいと思う。
私は美術館ボランティアのおかげで、ネットで21ユーロ、会場で25ユーロは払わず、タダで手首に巻くどこでもバンドを手に入れた。
例年一日だけで何万人と来訪者が多いのだけど、秋休みと重なっていなかったので、大人の人が多く、そして気合いが入った外国からのお客さんも多かった。一人日本からこれを見に来た美女と知り合いそのBFアルゼンチン人と、最終日の日に一緒にビールも飲んだんだけど、これからの未来を考えさせる話になったので最後にそれも。
Van Abbe Museum
ここは美術館のキュレーターと、デザインアカデミーの学生とのコラボ作品がここ数年行われてる。タイトルはバジェットエアラインズ。
アイントホーヘン空港のノイズを図ってその音を再現した作品。
何かあった時のヘルプディスク、定番の誰もいなく、この番号へ電話せよという張り紙。電話を、訪問客がかけると、アーティストに実は繋がる仕組みなんだけど、、、、、私の知ってる限り電話したビジターはいなかった。
一番面白かったのはこのビデオ作品。
旧ソ連ジョージアから、ヨーロッパ圏内に入るライアンエアのアナウンスの中で語られているのが、「あなたは三ヶ月の観光ビザで入ります」から始まり、ローレベルの移民が仕事をしたいならこうして、あ〜して、お金はこのくらいでしょう、仕事を失うと、あなたは不法移民でその場合は、などなど非常に実用的なアドバイスを旅行者に与える内容。
まさにこの世界の経済格差やあるいは季節労働者として働くのは、などといった示唆と皮肉。
このビデオでは、CAのインストラクションは、非EUのための成功した空の旅のための包括的なガイドになってるわけである。
これを見た私も含め外国人は笑うんだけど、実は笑えない話。深すぎた。でも面白い、さすがである。
Breath Normally by Irakli Sabekia
ちなみに、写真はイベントの前に撮ったので、、人はいないけど、やはり美術館は1日の来場者1万3千人など週末は混み混みだった。(マスクを時々して対応した私)今回のこれは、ジェット族の話と、バジェットエアラインの両方を扱えばよかったとふと思った。でも誰が、ジェット族へ取材へ行けるのか? あるいは揶揄できるのか?
Canal F /
この上のみにタクシー。ボランティアの人たちがお客さんを乗せて、会場をウロウロします。この黄色いジャケットのおばさんは、ほかの人と一緒に乗り合わせて、次の会場へ向かった。一回、3ユーロくらい。VRの作品が結構めだっていた。
デザインアカデミー・アイントホーヘンのグラジュエーションショー。
一昨年は上のどでかい、ミルク工場が会場だった。そのくらいで十分なくらいの大きさが今回は確保されていなかったけど、一気に一階と二階をウロウロすればよかったんで、回るには楽だった。ただし換気悪しのせいで、人数制限があった。というわけで、、少々待たされた。
BRUNO BAIETTO
デザインアカデミーまず気に入ったのがこの作品。労働階級や政治などのイデオロジーの批評をデザインで表現してるんだけど、何より愉快! やはり表現するにもこういう形だと人を惹きつける。このゴミ箱、喋って動いています。
イスラエルの学生のVR作品。(インタビューもしたんだけど、動画です)
当たり前だけど、感染者数増加の秋、イベントはつづく。
オランダ、すでに感染者数誰も気にしてない様子。
ちなみに、この19日から26日で、50%感染者増加。
RIVM
52% were not vaccinated against the coronavirus, or were not (yet) fully vaccinated.
この6週間で、陽性反応が出た人は、48%だけが完全にワクチンを受けた人です。4%が部分的。残り48%がワクチンを受けてないひとになりました。
イギリスの情報と同じです。
私は、歩き回りすぎ、写真を撮りすぎかなり疲れて足が棒になりました。
間1日開けたりしてましたが精力的に動いてみました。風邪はひいた様子はあったけど、もう元気、まだ感染はしてないみたい。
ただ三つの会場を紹介してるだけで息が切れそうになってるんで、またすぐに続きをノートします。ではでは、続きをまたお楽しみに。