わたしのセイカツ観察記録
私事ではあるが、この3年大きく生活が変化した。
それは結婚直前だったパートナーとの別れとか、15年ぶりに実家に住まいを戻したとか、それに伴う転職とか、俗にいう「人生のターニングポイント」のような事象が、目に見えない敵があらわれてからとギュギュッと凝縮されて降りかかってきた。というか、自分で選んだと言った方が適切かもしれない。それは話せば長くなるので、ここでは割愛。
そんな時間のなかで、できるようになったことや気がついたこと、できなくなったことや”やめた”ことがたくさんある。不精な性格が顔を出しそれらをどこかに認めておくことをしてこなかった。日記でもノートでもTwitterでも覚書程度にしておく場所はあったというのに。
その反省を活かし、今年からはきちんと【記す】ことを続けてみたい。と読む専門になていたnoteを開いた。途中で投げ出された企画や、日の目を見ることのなかったことばを見ると、反省の色はさらに濃くなる。が、後悔先に立たず。時間は不可逆。人間は日々、成長しなければならない。
このマガジンは、私が自分のために瞬間的に感じたことを綴ったり、自分自身の頃を解剖・分析・統計し、翻訳したりするものだ。とりあえず勢いで始めてしまった方がいいと思ったので今日から開始。23という数字が好きなのでちょうどいい。
タイトルは安達茉里子さんの『私の生活改善運動』(美輪社)にインスパイアされてつけた。(とても優しくてあたたかな気持ちになる本なので、ぜひ手に取ってほしい1冊)
ここでの【セイカツ】というのは【生活】と【星活】というふたつの意味を持っている。
この数年、私が最も傾倒しているものが「星読み」だ。自分の出生図(ホロスコープ)を出し、十二星座・十天体の配置から過去・現在・未来、自身の性格や行動傾向を読み解き、宇宙の流れに身を任せるというもの。
スピリチュアル的というよりも、天文学や心理学、文化人類学に近いものだと感じるし、多角的な視点で自分と世界を俯瞰し統計をとる行為でもあるのではないか、と考えている。
だから、星読みを「机上の空論」で終わらせるのではなく、実生活にインストールして使ったり、役立てたりしようという試みも含めて【セイカツ】という言葉を選んだ。
要するに、日々の生活と星読み観察の記録である。
夏休みの自由研究や社会科や理科の調べ学習というものは、ある程度年齢を重ねた方が楽しめるし、いまがそのタイミングな気がする。
気負わず、好いように、ていねいに。わたしのちいさな煌めきたちをここに認めてていく。
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