DAY4:題名が好き、気に入っている作品〜ままごと『わが星』〜
はじめから決めていた。「このお題では詩を書こう!」と。
出来は上々、自画自賛。笑
「わが星」は円形の劇場空間で繰り広げられる音楽劇。
人が生まれてから死ぬ100年間と、宇宙が生まれて広がり続けた100億年を鼓動のリズムで歌詞とセリフを刻んでいくのが特徴的。四拍子で奏でられるピアノが心地よかった。
またね、モモンガ・コンプレックスの白神さんの振り付けが、とっても好いんだ。ふわりと風に舞うような、空を泳ぐような軽やかな動き。
観客の心が海からやさしく掬われる感覚があって、宇宙を浮遊しているような錯覚に陥る。地に足がついているのに、どこかふわふわする。
大学3回生のときに授業で観て、内容がどんどんぼやけていく中でも、心に残っていた作品。ままごとに合ったのはこの時が初めて。その後、伊丹のAI・HALLで『日本の大人』を観た。もう十年近く前のはなし。
で、ここに書くにあたって調べたら、国際交流基金のYoutubeに全編まるッと投稿されていた。わお。
上演時間は1時間33分ほど。無料なので、ご興味ある方はぜひ。