見出し画像

杉の木陰で、雪に抱かれて

太腿くらいまで埋まる雪の中を、ズイズイズイズイ歩いていた。

とても日差しが強い日だったので、冬といっても暑く、汗をかいた。

どうにか杉の木の木陰で休憩。
寝っ転がって雪に埋もれた。

雪の冷たさと青い空、たまに吹く風と、木からパラパラと粉みたいな雪が落ちてくる。

熱い体に雪が気持ちいい。
とても気持ちのいい、束の間の時間に幸せを感じた。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?