ヨガ哲学解説【アートマンとブラフマンについて】
今回はヨガ哲学の中の難解とされる概念をできる限り、わかりやすく優しく解説してみようと思います。
ヨガ哲学を学んでいるけれども、いまいち理解しきれないなぁとか、難しくてとっつきにくいなぁ、と言う方はぜひ読んでみてください。
今回は【アートマンとブラフマン】についてです。
これははヨガ哲学のみならず、仏教や道教など様々な哲学宗教の基本概念となっているところではあります。
それだけに普遍的な真理と言える概念なのですが、ただこの概念を感覚的に解読するまで、人によってはやや難しかったりする概念でもあります。
私も例にもれず、このアートマンとブラフマンの概念をスっと心に受け入れるまでに、やや時間がかかりました。
ただ、言葉での説明自体はさらっと簡単にすることができます。
まずブラフマンとアートマンとありますが、ブラフマンはですね。この宇宙の根源要素世界の大元の構成要素であり、
アートマンと言うのは、1人の人間にここに入っているブラフマンと同室のもの、いわゆる魂であるとかシンガーとも呼ばれたりするもので、本質はブラウンと同じと言うふうに説明されています。
例えるとですね。ブラフマンっていうのは海の海水とか、川の水、空気中の水分という感じですね。
アートマンっていうのは、一滴の水。
という感じで例えてみるとわかりやすいでしょうか。
海の水も、川の水も、一滴の水も、目には見えないその空気中に漂っている水分子松林水蒸気も、本質としては同じ。
化学式で言うなら、H2Oであり、水の中に溶け込んでる成分の違いは、あれの、水としての本質は同じと言うのは理解できると思います。
ブラフマンっていうのはそこら中にあるすべての水、というか、H2O全てを指すと思ってください。
そしてアートマンというのが、1滴の水。ということです。
この設営でだいぶわかりやすかったかと思うんですが。さらに解説していくと、
同じようにこの宇宙には根源要素まぁ世界の洗える物質であったり、エネルギーであったり減少、すべて存在、すべてを構成している大元の要素っていうのが存在しています。
待って言うと、スピっぽいって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これ実はめちゃくちゃ科学的で、素粒子であるじゃないですか、まぁあれのことですね。要は。
まぁ素粒子のもっともっとちっちゃいものもはや現代科学の力を持ってしても、というか、この先ももしかしたら観測することが不可能な位小さな存在。
それが根拠よそれであり、それが元となって素粒子が出来上がり、あるいはエネルギーになり、すべての現象の発生の大元となっているものです。
それがブラフマン。
そしてそれがこの世界中を満たしていると言うことです。
そして人の命が創造されるときに、人の体の中に入って、その体をと心を動かす大元の魂となり得るものそれがアートマンです。
新人名簿というか、ヨガの大きな目的であるブラフマンとアートマン結合すると言うとはどういうことかと言うと、
ブラウマンって言うと、素粒子の素粒子先ほども説明したように、宇宙の根源要素であると言う説明をしましたが、
こういうとなんだかまぁちっちゃい粒と言うような無機質なものを想像してしまうかもしれませんが、
このブラフマン、道教で言うところのタオ、呼び方は何でもいいんですが、
このちっ〜ちゃいちっちゃい素粒子の素粒子は、
”モノ”ではありません、単なる”エネルギー”でもありません、モノとエネルギーの大元であり、あらゆる事象の大元であるこの”気”は、なんと意志を持っています。
そこが世界の創造主とも称されるゆえんです。
その意思とは、万物への普遍的な愛であったり、喜びであったり、進化と向上発展であったりします。
そのような意志が宇宙の根源要素にあるからこそ、我々が住むこの宇宙は、138億年前のビックバンによりその存在を始め、光速を超える速さのインフレーションを経て大きく広がり続け、様々な物質を生み出し、さらにそれらが動き続けて、星をつくり、やがて地球を生み出し、その中で様々な環境が変化を繰り広げ続けて、そしてついに生命体を生みだし、
さらにその生命も進化と向上を続け、今現在の我々人間と言う、万物の霊長と言える、とてつもない知性とまた完成された生理・身体機能を持つ生物として、我々が生まれたのです。
そしてその《続く》
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