側弯症のお子様の親御さんより&治療法においてのビジョン
最近、側湾症のお子様の親御さんから
側弯症改善ヨガのお申し込みをいただくことが多いです。
(レッスンにも付き添い等で参加されています)
今回ご参加いただいたお母様より
”側弯症を前向きに捉えて向き合う
同年代のお子様の存在も励みになった”
とのお言葉を頂きました。
私自身約2年半前、
側弯症を完治したブログを綴るまで、
世の中に私と同じ側弯症の方が
こんなにもたくさんいらっしゃる事は
知りませんでした。
同じ目的に向けて取り組んでいる
同士のような存在は、
参加者さんにとっても少なからず心強さを
感じるのではないかなと思います。
また今回初めてご参加頂いた方のお母様が
お医者さんということで
この活動をはじめた頃に設定したビジョンの
1つを思い出しました。
現在、側弯症を治す方法として
経過観察・コルセット・手術の3種類が主流
です。
ここに”運動療法”という項目が存在する、
というビジョンです。
例えばもし手術が必要なくらい背骨が湾曲
していたとしても、すぐに決定ではなく
(診察でお医者さんから)
”まずはこの運動療法を実践してみて下さい。
もし改善が見られるようでしたら様子を見ていきましょう”
という選択肢がある。
※もちろん、すぐに治したい方は別ですが。
そしてもし軽い湾曲で経過観察だとしても
そのまま放っておくのではなく、
〝この湾曲の場合はこの運動療法がいいので
この動きを覚えて毎日実践してみて下さい。
側弯症はあなたの努力次第で良くなりますよ〟
という言葉と共に動きを教えて頂いたり、
もし院内にスペースがあるならば
指導する方がいて気軽にできる。
などの実現を妄想しています。
そしたら側弯症と診断された際に、
ただただ途方に暮れることもなく
もう少し希望を感じることができるんじゃないかなと思います。
病院の先生に〝ヨガをやらないほうがいい〟
といわれた方もいらっしゃりますが、
もちろん取り組み方は大事で
しくみを理解していただけたら
受け入れてくれる先生も
多くいらっしゃると思っています。
私は出張ヨガで、10年近く医師会の方々と
レッスンをさせて頂いていますが、
(ちょうど明日も伺う予定です)
皆様ヨガにとても友好的で、
そしてとても気持ちの良い方ばかりです。
やらない方が良いと仰る理由のひとつとして
ただシンプルにどんなものかご存じなく
危ない事はしない方がいいと
心配して仰るだけなんじゃないかなと。
※確かにヨガのポーズによっては
側湾症の方には向いていないポーズもありますので、どんな動きをするかは大事です。
もし知っていただいたら、
きっと理解を示していただけると思っています。
既に取り入れている病院もあると思いますが
もっと広まったらいいなと思っています。
というか、これをあたりまえにしたい。
その為にはまだまだ自分の経験値や実績も足りませんが
今後、そこに向けて一石投じられるような存在でありたいです。
また、側弯症改善ヨガで動く動きは
体幹の筋肉を使っているので、
地味にきつく感じたり、
やりづらく感じるポーズも多々あると思います。
とはいえ何度も行っていたら
必ず安定感を感じたり、
やりやすくなってきます。
その変化を楽しんでいただけたら嬉しいです。
そして動きに安定性ができたとき、
湾曲の状態も改善する方向へ変化しています。
レッスン前に(継続してご参加頂いている方へ)
体の状態をよく伺っていますが、
”不調(足腰のだるさ)が緩和してきた”
”やりづらかったポーズが気持ちよく感じられるようになった”
”背骨が伸びている感じがする”
など
今回一人一人
改善の変化を言葉にしていらして、
嬉しくもあり、私自身励みにもなりました。
(良い悪いなくどんな些細な変化も◎です)
そしてレッスン後の感想で
〝かぐや姫が自分の背骨を月の光でまっすぐに治して月に帰っていったように感じた〟
と言葉にしたお子様がいて、
イメージの可能性は無限ですし、
お子様のイメージ力はパワフルだ、と思いました。