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側弯症の治療法と私自身の経験について


現在、側弯症の治療法として経過観察、コルセット、手術が日本では主流になっています。


私が側弯症だった頃を振り返ってみて、(20年くらい前)ひどい腰痛で街の病院へ行ってレントゲンを撮影した際、自分のくねくね曲がった背骨をみて驚きました。
※小学生の頃に側弯症と診断されていますがそのままにしていました。


その時お医者さんからどんな話があったかは正直覚えていなくて、とはいえそれが原因でこの腰痛があることはわかって、とにかくこの腰痛と足の痺れを何とかしたいっという思いはとても強かったと思います。

そこからどうにか腰痛を良くしたくてヨガに出会い、毎日いそしんでいました。


それから約3年後、まっすぐに背骨が戻っているレントゲン写真を見たとき、え??うそ?戻ってる?!と思ったのは覚えています。
(その頃には腰痛や足の痺れもよくなっていました)


はじめにレントゲンを撮影してから背骨が本来の位置へ戻るまでの約3年間、私はあえて病院には行かずにおりました。(なので、尚更一気に戻った感があったのだと思います)

自分で治すしかない、なんとか治せるはずだ、いう方に希望を見出していたからです。


これまでお会いした方にお医者さんから〝側弯症の(自然な)治し方はわからない〟といわれたお話は何度か耳にしました。

〝ヨガとか勝手にやらない方がいい〟といわれた方もいらっしゃりますが、確かにやり方(どんなポーズを行うか、どうポーズをとるかなど)、取り組み方は大事です。


人は思い込みの世界で生きていて、人の言葉、ましてはお医者さんであれば尚更言葉の力は大きくて、もし私も〝側弯症の(自然な)治し方はわからない〟〝ヨガはやらない方がいい〟と言われていたら、途方に暮れていたかもしれません。


そういう点では、あえて行かなかったことは功を奏していたかもしれません。(しばらく歩けなかったというのもありますが笑) 


とはいえ、これは私のひとつのケースで、現在行われている治療法によって助けられている方々がたくさんいらっしゃることも事実です。

正直、ヨガで改善していくには時間も自分の努力も必要です。


こういった治療法は全て人類が生み出した智慧・愛であり、湾曲の角度によってはすぐに手術が必要な方もいらっしゃりますし、改善の結果がすぐに得られる方法を選ぶ良さも大いにあります。


いま(側弯症改善の為のヨガに)参加して頂いている方で、コルセットを使用している方もいらっしゃります。
ヨガだけでなく、色々試してみてよりご自分に合った組み合わせ、方法を選んで頂ければと思います。


そして、〝今やっていることは必ずより良い方向へ改善していく〟と信じることはすごく大事で、私はそれを身をもって体感してきたので、人に対してもそういう意識で関われる事は過去の経験のおかげだなと感じています。


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