仕方なく、仕方なく。
今朝、虹が出ていた。
子どもの頃から、虹を見つけるとウキウキしていた。
ある時、「虹ってどうしてできるの?」と母が言うので、絵と文で虹のできる仕組みを説明した。
「さっちゃんはすごいねぇ」と母。
母の口ぐせだ。
こそばゆさも感じつつ、「すごいんじゃない、仕方なくだ!」と思っていた。
母は不器用だし、自分に無理だと思ったことはあきらめが早い人だ。
小1の頃、母と初めて旅行へ行ったとき。
新幹線の行き先や⚪︎号をよく確認せず、うっかり一本前に乗ってしまった(すぐ新横浜で乗り換え、予約した方に乗れたのでホッ)。
せっかく着いたと思ったら「駅から旅館まで、道がわからない」と言い出した母。
地図なんて読んだことない私。
でも、新幹線間違いの時点で「自分がしっかりしなければ」というスイッチが入ったのかもしれない。
まわりの建物と地図をにらめっこして、旅館へたどり着いた。
小1以来、母が苦手なことは私が引き受けると決めたのかもしれない。
母がよくわからないといえば、理解できるように話し方や伝え方を工夫して説明するようになった。
今も地図は読めるほうだが、超得意ではない。
頑張って読んでる。
伝えることもそうなのかも。
元々は、感覚でテキトーに話したり書いたりしたいのかも。
でも「感覚でテキトーに〜」じゃ伝わらない。
それで困ったり損したりする人がいるかもしれない。
元は仕方なくだけど、おかげでいろんなチカラがついたのは母のおかげかも。
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