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「いい記事」の条件とは?モノカキングダム2024を振り返る

先週、ことばと広告さん主催の「モノカキングダム2024」というイベントが終了した。


・テーマは「こえ」  
声でも超えでもこえでも、かかっていればAll OK

・1,000〜2,000字程度の1記事だけエントリーして、エントリー者が自分以外2人に投票する 

・自分が「ええもん」(いい記事)と思った作品に投票する


というシンプルなコンペで、今年が2回目の開催。


自分の作品をアップするまで

ギリギリを攻めてしまう私は、エントリーがかなり遅かった。

出す前にすでに120記事近くエントリーされていて「これは優勝狙うんじゃなく、少ない人でもいいから心に深く刺さることを考えよう」と思った。

いや、これは負け惜しみもあるかもしれないけれど「私という人間も、好むものもマイナー」という自覚があるからこその決意。


まずは「声」で思いついたものを一つ書いてみた。

普段まったく茨城弁が出ないのに、なぜか2人の子どもが赤ちゃん時代は茨城弁が出てきて、それが母そっくりでびっくりした話。

まあまあいいのが書けたけど、あっさり終わってしまい1,000文字もいかない!

…とりあえず準備体操だと思って、何を書くかまた考えることに。

ここで、私はズルをした(※禁止はされていませんが自分の気持ち的に…笑)。
AIさんに「声」をテーマに書けるエピソードを10個挙げてくれと頼んでみた。


そこで出てきたうち、ハッとしたのがラジオだった。


ラジオなら、たくさんエピソードがある。
テレビも好きだけど、日常に馴染んでいたのはラジオ。
ラジオは祖父母との生活とセットだった。
…と芋づる式にいろいろ思い出してくる。

ここで2つ目のズル(いや、禁止はされてません!笑)。
noteで全期間通して、最も読まれている記事からもヒントをもらう。


皆川達夫先生、サマサマだ(皆川さんについては、ぜひ後半に載せる記事を読んでいただけたら嬉しいです)。

なぜラジオがいいのか。

準備体操に書いた茨城弁と母のエピソードで気づいたことも役に立った。

最後に書いたことに、コメントなどでいくつも反応をもらい、嬉しかった〜。


いい記事の条件−審査する側として

私にとっての「ええもん」(いい記事)は

・ハッとさせる何かがある
(気づき、学びなど) 

・意外性がある
(読まなければわからないことが書かれている)

このどちらか、もしくは両方が満たされているもの。

「そうそう、そうなるよね」と共感の嵐!なものは、迷いつつも投票しなかった。

めちゃくちゃ面白かったり、感動したりは、世の中たくさんあるから。

ここまで書いていて、自分はやっぱり、マイナー趣味なのかもしれないなと。

ひねくれてるというか。
あまのじゃくというか。

王道は嫌いじゃないけど、究極では選ばない。

最後10記事くらい、迷った作品を書き出したが、どれも王道ではないものが残っていたと思う。

(いや、負け惜しみです、多分。)


投票した作品をご紹介

【読書感想】途中過程を飛びこえない。ーメメント・モモ

▲当たり前のことだけど、ハッとさせられました。kohacoさんだから書けたのではないかと感じます。


Varchan insanitary

▲オチがありそうだと途中で気づきつつ、おばあちゃんの気概も感じ、クスッとしました。
やっぱり八神さんにしか書けないし、意外性があって面白かったです!



投票してくださった、お二人に感謝

今回私の記事に投票してくださったお二人もご紹介させてください。

そして嘘じゃなく、お二人の記事も迷ったのです。

120以上の記事を読んでいて、正直心に残らなかったものも多々ある中で(すみません…)、お二人の記事は記憶にちゃんとあって。
この辺も趣味趣向が似てるから投票につながるのかな?と思いました。

守田樹(もりた)さん

小説だけどリアリティも感じられて、こういうふうに書けるのがすごいなと思いました。


中の町のカズキ(Kazuki Tamaki)さん

いいことしたはずなのに、オチもあり…
クスッとしましたし、お人柄が感じられて記憶に残っています。


エントリー作品 
地味だから、心の奥底に。


ご感想もいくつもいただいて、すごく嬉しかったです!(まだまだいただけたら喜びます♪)


▼モノカキングダム2024のエントリー作品一覧はこちら。
(タグだとエントリー作品以外も入ってるので)


最後に

モノカキングダムを通して「地味でマイナーで、知る人ぞ知る」が好みなのかもしれないと、改めて実感しました。

もともと、何かを好んで買い始めると、その商品が販売中止になったり、売り場がなくなったり…などが日常茶飯事なので、わかってはいたはずだけど。


たくさんの記事や書き手さんに出会えて、自分の思考・嗜好も再確認でき、モノカキングダム2024に感謝です!

優勝されたマイトンさん、おめでとうございます!


そしてそして、主催してくださったことばと広告さん、ご参加された同志のみなさん、ありがとうございました♪

おまけの記事たち

▼準備体操の、母と子どもたちとのエピソード


▼マイナー趣味っぷりが実感できる、生産中止、販売中止の記録(マガジンにしました^ ^)

▼去年も負け惜しみな反省会してます


これを機に、フォローしてくださる方も大歓迎です!(フォローし忘れることがありますがゆっくりフォローバックします。)




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