おすすめの本

おすすめ、というか憧れの本とでもいうべきでしょうか

改めて本棚を見渡したら、自分の憧れが詰まっている本だなと思っていたので、当初予定していた本からこちらに変えて書いてみようと思うにいたりました。

しあわせのつくり方

Amazon Unlimitedの対象になってる・・・
サブスク入ってる方はただで読めます・・・。無料で１ヶ月使えたり、今なら3ヶ月299円で読めたりします。

この本、すごくお世話になっている人からお勧めされて、「すごく素敵だから、よかったら。」と、その場でいただいたんです。

活字があまり好きじゃないんですが、割とスッと入ってきて1日で読み終えました。きっとお勧めしてくれた人が僕には合うのでは、と思って勧めてくれたからだろうな。と思ったりしてそれも嬉しかった。

書いてあるのは、幸せな生活を送るシニアの二人の自伝のような本なんですが、結婚をするときから40年間の夫婦生活の間に感じた問題への向き合い方を見ると、こんなパワフルな大人と知り合って、意見交換をしたいなぁと思わせてくれます。

会社勤めをしていた時は素敵だな、と思うモデルケースに出会うのはいつも会社をやめてしまう人ばっかりで、しかも年下が多かったんです。年下の人にアドバイスをくださいってお願いすることに別に何も躊躇はないけど、アドバイスする方は躊躇してしまうみたいで。

だから、自分より人生を長く生きていて、自分が今後抱えるかもしれない問題に先に直面してきている先人を欲していたのかもしれない。見えない不安がある自分に、

「大丈夫だよ、私たちもそんなことあったんだから」
と言ってくれそうな存在とでも言おうか。

この夫婦は問題に当たるたびにちゃんと真正面から向き合って、幸せになることから逃げない強さを感じさせてくれるのが心地よかったんです。

偉大だけど偉ぶらない、素敵な先輩のお家に行って聞くような話（飲み屋というかんじではない）が、書かれている。

僕は、日本って「自分は幸せです」って言いづらい雰囲気ってあると思うんです。でも、突き抜けている人は自然にそれができていて。この二人も無理せず自然体でそれが言えている強さを感じるんです。

「定期的に読み返したい」というより、なんだか最近つまらないなと思ったときに読むと、自分の楽しいことをやっていいんだというスイッチを教えてもらえるような、そんな本でした。

ちなみに、この幸せ夫婦の本の写真を撮っているのが、本をくれた本人なのでした。その夫婦も、絵に描いたような幸せ夫婦なんです。

それもあって、この著者の素敵な人を引き寄せるパワーを感じずにはいられないわけです。自分も、自分がやってきたことが結果誰かの役に立つ轍になったら嬉しいなと思います。