【イベントレポ】 「品川フォトウォーク〜カメラ片手に「東海道五十三次の最初の宿場町」を行く!〜」を12/5に開催しました!
12月に入り、コートやジャケット、そしてマフラーを押入れから出してくる季節。1年が巡るのは、季節が巡るのは、あまりにも早い。そんな2021年12月最初の日曜日に過去最多人数の参加者の方々とフォトウォークを開催しました。
by 逆巻き
東京と京都を結ぶ東海道。今回は、その最初の宿場町である「品川宿」を通り、天王洲を目指すルートを歩きます。街歩きをしながら、風景を撮ってみたり、人物撮影をしてみたりと盛りだくさん。
企画者である大塚誠也さん(以下、誠也さん)の案内と山内康平さん(以下、康平さん)の撮影レクチャーもありますよ。
▲by Otsuka Seiya
交通の拠点となり、毎日たくさんの人が行き交う品川駅。周辺にはたくさんのオフィスがあり、仕事でよく来るという方も多いはず。ただ、街歩きをしたことがあるかはまたちょっと違う。
「仕事場が近くなんですけど、歩いてみたことはあまりなくて、、」
参加理由を聞いてみると、そんな声もちらほら。「品川」ってどんな街なんだろう?
▲by Otsuka Seiya
「全員そろいましたかね。それでは、フォトウォークを始めていきたいと思います〜」
誠也さんの掛け声とともに、まずは恒例のアイスブレイクからスタート。数人のグループになって名前、参加理由、普段している活動などを共有です。
「写真を撮るのが好きで参加しました」
「あんまり歩いたことがないので街歩きしたいなと思って」
「友達にさそわれて来ました!」
などなど理由は様々。ただ皆さんフォトウォークを楽しむ気持ちは同じです。
「今日はこれから、品川宿を通って天王洲のあたりまで歩いてみたいと思います。写真をたくさん撮ってもらいたいんですけど、ぜひ寄ってみたり引いてみたりしながら、小さい発見も大きい発見もしてみてください!」
康平さんからの説明も終わったところで早速出発です!
▲by みぞ
「久しぶりにこのカメラ出したんですよね」
「寒いけど、良い天気ですね。大人になって遠足みたいな感じなかなかないので楽しみ」
「あのバス停の感じよくない?」
▲by Yurie Nishiyama
わちゃわちゃ話しながら、まずは品川から北品川へ。北品川には、日替わり店長のお店「ソーシャルバーPORTO 品川店」があります。実は、誠也さんは月に1回ここの店長をしているのだとか。気になる方は、のぞいてみてください。
ちょっと奥に進むと船着場が見えるので、ここでもちょっと撮影会。停まってる船をカシャ。船を撮ったり、撮ってるみんなを撮ったり。
「綺麗な写真を撮るにはどうしたらいいですか?」
「色合いや明るさは、撮影した後の編集で変えられるのでシャッタースピードと絞り値を調節して撮ってみてくださいっ」
撮影について気になることや疑問点があれば康平さんに聞いてみると教えてもらえますよ。
▲by Yurie Nishiyama
そこから少し歩いて旧東海道沿いにある品川宿へ。昔の街道のような街並みになっていて、この通りだけちょっと違った雰囲気。
通り沿いにある「ゲストハウス品川宿」さんのスタッフさんが誠也さんのお知り合いとのことで少しだけ立ち話をさせてもらうことに。
「品川宿は、裏道に細い道があったりうなぎの寝床のような家があったりするので、ぜひ街歩きを楽しんでください」
そうそう品川宿は、昔ながらの街道の街並みでありながら細い裏道や路地があるのも面白さの一つ。参加者の方々も歩いたり立ち止まったりしながら、金物屋だったり路地だったりをパシャ、パシャ。
撮ったり、しゃべったり、歩いたり、止まったり。
▲by AYUMI OI
「ここの路地の雰囲気いい。康平さん、こういう風景写真ってどう撮るのがいいですか?」
「写真の中にメインをつくるといいですよ。例えば、前にある自転車を主役にしてあげて撮ってみるとか。この自転車をメインにして引いたカットとアップのカット。伝えたいものから寄る、引く、上から、下からという軸で写真を撮ってみてください」
と康平さん。風景写真でも人物写真でもちょっとしたコツを覚えてしまえば、一味違う写真が撮れるのでぜひ試してみてください。
▲by 佐々木香織
品川宿を抜けたところにある品川神社へ。
「品川神社の中に富士塚があるのを皆さん知っていますか?今からそっちの方に行ってみたいと思います!」
と誠也さん。実は、富士山のように◯◯合目と書かれた立て札がある「富士塚」というのがあるのです。少し休憩を挟んで行ってみることに。
▲by 佐々木香織
▲by みっちーゆうか
「へー、こんなのあるんだ。初めて知った〜」
「確かに富士山みたいな感じで登れるんだぁ」
「おっ登ってみると見晴らしが良い!」
▲by 逆巻き
「皆さん、ここで集合写真を撮ります。並んでください〜」
見晴らしもよかったのでここで集合写真を撮ることに。ハイチーズッ。
▲by Kohey
集合写真を撮り終えたところでゴール地点である天王洲の方へ向かいます。歩いていくと昔の街並みの雰囲気からおしゃれな現代的な雰囲気へと様変わり。こういった街の変化を感じられるのも街歩きの醍醐味。
▲by みっちーゆうか
橋から天王洲ハーバーを撮ってみたり、アートな絵が壁一面に描かれているボンドストリートでモデル撮影をしてみたり。思い思いにシャッターを切る皆さん。
▲by 神崎有香
「桟橋のところで人物撮影をしたいと思います!お互いに話しながら相手の価値を引き出してあげる。コミュニケーションの壁を取り払うのがみそです」
と康平さん。ここで数人のグループになって人物撮影のスタート。
▲by Kohey
ご夫婦で参加して下さっていた方をモデルに桟橋で撮影するグループをのぞいてみると。
「むっちゃ様になってますよ」
「今の感じめちゃくちゃいい。顔あげてお互いを見つめ合う感じにできますか?」
などなどコミュニケーションをとりながら撮影している様子。
▲by AYUMI OI
橋を背景にして女性を撮影するグループはというと、、
「カメラ、近い近い近い!」
「笑笑、もうちょい引きの方がいい?笑」
「橋をボカしてこんな感じはどう?」
なんだか楽しそう。笑
スマホと一眼カメラの両方を使って撮影しているグループも。
それぞれのグループが散らばりながらお互いを取り合う人物撮影。時間は短かったですが、楽しんでもらえたかな?
▲by Otsuka Seiya
「ちょっと短いですが、人物撮影は終了としたいと思います。最後に皆さん集まってください〜」
時間になったところで誠也さんの掛け声で撮影した写真の共有です。
「お〜、いい色合いの写真」
「路地裏系の写真、素敵だね〜」
「人物写真だと、こんな感じに撮れたよ〜」
同じ場所でも違った雰囲気の写真がたくさん。人によって違う写真になるのは面白いですね。
「ご参加いただきありがとうございました!皆さん楽しんでもらえましたかね?また次回も参加してください!」
「今日は寒い中ありがとうございました〜。いろんな視点で写真を撮ってもらえてたらうれしいです。時間のある方は、ランチに行きましょう〜」
誠也さんと康平さんから、一言ずつ。ここでフォトウォークは終了となります!参加してくださった皆さんありがとうございました〜。この後は、時間のある方でランチへ。
▲by Kohey
フォトウォーク後は、恒例のようになっているインドカレー屋さんへ。おしゃべりをしながら待っているとしばらくして運ばれてきたナンとカレーを頬張る皆さん。予想通りで、インドカレーはナンとカレーの量が多い。笑
▲by 道本真悟
運ばれてきたナン1枚だけでは足りず、おかわりでナンをもう1枚とターメリックライスを頼む強者まで!美味しくいただきました。笑
食べ終えたところで、それぞれ帰路に。
▲by 道本真悟
今回は、寒い中でのフォトウォークでしたが楽しんでもらえましたでしょうか?電車で通るだけという場所もちょっと足を延ばしてみるといつもとは違う景色が見れたり、気づけたりするかもしれません。
ぜひ今回の品川のように「気になる街」を街歩きしてみてください。そしては、人物写真を撮るのも相手がいないとできないこと。街を切り取ってみたい、人の写真を撮ってみたいという方はぜひ次回もご参加ください!
今後も月1回のペースでフォトウォークを開催予定なので、写真を撮ってみたいという方はぜひご参加ください。
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▼クレジット
イベントページ:https://peatix.com/event/3080955
イベント名:品川フォトウォーク 〜カメラ片手に「東海道五十三次の最初の宿場町」を行く!〜
イベント主催者:Soft. Guest house (大塚誠也、山内康平)
写真:それぞれの写真に記載
イベントを開催した人①
カメラマン / 山内 康平
東京を拠点とするフリーランス3年目の商業カメラマン。
写真撮影を中心に、動画撮影&編集やガイド、HP制作、デザインなどを生業としている。取材やイベント撮影、ポートレートなどの人物撮影全般、インタビューやPRなどが得意。
撮影×街歩きがテーマの「フォトウォーク」を主催しており、写真を通して交流の場をつくっている。人生の目標は、「桜の桃源郷を日本に創る」こと。バックパッカー旅やスパイスカレー、テントサウナが好き。
イベントを開催した人②
大塚 誠也
1995年、神奈川県川崎市生まれ。
ハード(建物)を持たないソフトだけのゲストハウス「Soft. Guest house」をやっています。学生時代には、日本からアフリカの人類発祥の地まで「人類の起源を辿る旅」をやっていて、その後はアドレスホッパー的に家を持たずにバッグ2つだけで暮らしてます。
この記事を書いた人
ライター・西野 愛菜
編集者/京都生まれ京都育ち。学生時代、「想いのしおり」という職人さんの想いを発信するフリーペーパーを制作。大学卒業後、新卒で編集系のベンチャーに入社。編集、ライティング、写真、ものづくり、工芸、職人、などなど。現在は、東京在住。
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