【イベントレポ】さくらフォトウォーク やたらと桜に詳しいカメラマンと、東京まちあるき を3/28に開催しました!
桜の花びらからグレーがかった空が透けて見える、3月も終わりがけの日。15人の参加者さんとともに「さくらフォトウォーク・やたらと桜に詳しいカメラマンと、東京まちあるき」を開催しました。
今回は、ただ桜を撮るだけではなく、企画者である山内康平さん(以下、康平さん)の桜ガイドと大塚誠也さん(以下、誠也さん)の案内を聞きながら桜を撮影していこうというもの。その様子をほんの少し、ご紹介します。
(本文中の写真は、参加して下さった皆さんが撮影された写真です)
▲皆さん、ワクワクドキドキ(by 西野愛菜)
桜と赤提灯の組み合わせが昔ながらの雰囲気を醸し出すなぁ、なんて思っていると、続々と参加者の皆さんが。国立劇場の赤提灯下に集合し、国立劇場から千鳥々淵公園、靖国神社を目指すルートを歩きます。
リピートで何度も参加しているという方から、初参加の方もいて、皆さんどんな感じになるのかなとドキドキな雰囲気。全員が集まったところでフォトウォークがスタートです。
まずは、誠也さんの声かけでアイスブレイク。数人のグループになり、自己紹介タイムです。皆さん、今日の会を楽しみにしてくださっていたよう。それぞれのグループで話が弾みます。アイスブレイクでちょっと気が緩んだ所で桜撮影に向かいます。
▲ちゃっかり桜のガイド本を持参して
解説する康平さん(by Wakana’s Art )
「桜を撮る時、桜の花びらに近づいて撮影されることが多いと思いますが、実はもっと綺麗に撮れる方法が2つあるんです。1つ目が下がって桜の木全体を撮る方法。桜の全体像を撮ることで、広がりのある写真になります。もう1つが、桜の木の中から撮る方法です。枝と枝から臨場感のある写真が撮影できます。皆さんも一度試してみてください!」
と、康平さんが場の雰囲気を和らげるかのように撮影ポイントを紹介。すると、ちょっと雰囲気が和んだのか桜の枝の中から撮ってみたり、離れて撮ってみたりと、シャッター音があちらこちらから。
▲枝の下から撮影するなんて初めて、と皆さんワクワク(by Y.S Bobby)
▲ピンクと白のグラデーションがなんともかわいい(by きょん)
「いい感じに撮れたかも!」
「ちょっと桜の中に入ってみて」
「この桜かわいい」
なんて声も聞こえてきます。
「この桜は、一番有名なソメイヨシノですね。こっちは、大島桜かな。見分け方は、花びらの枚数や形ですね」
もちろん、桜の解説もしっかり。
「ヘ〜ぜんぜん知らなかった」
「花びらの枚数が、形が、と聞くとたくさんの種類があるんですね」
「桜」と言えどその種類は、600種類以上もあるのだそう。ちなみに、年々増えているのだそうです。
▲これからどんな写真を撮ろうか、歩きながら考え中の皆さん(by きょん)
▲公園に到着。さぁ、これから何を撮ろうかな(by 西野愛菜)
国立劇場の桜を撮り終えた後は、千鳥々淵公園へ移動です。
ポッ、ポッ。
ポツリ、ポツリ。ポッ。
ポッ、ポツリ。
歩き出した途端、グレーの空から大粒の水滴。急いで鞄の中から傘を取り出す数人と、コンビニに駆け込む数人。ひとまず、雨やどりです。
▲傘を閉じたり、開いたり、しながら写真撮影(by Hirofumi Saruki)
▲雨に濡れる桜も趣があるのかもしれない(by きょん)
雨が少し弱まったところで、色とりどりの傘を並べながら再出発。
「水滴を使って撮るのもいいかも」
「傘に桜の花びらが乗っているのも雰囲気出るね」
「心のシャッターで撮っておこう」
雨が降っていたこともあり、ここからは皆さん自由な感じ。ゆっくりと歩きながら、桜を撮ったり、話をしたり。ビニール傘を通して桜を撮ってみるのも、木の水滴を撮ってみるのもいいかもしれません。
▲傘どうしがぶつかりながら桜並木をトボトボ(by Hirofumi Saruki )
▲水滴の透明さで桜のピンクがより強調される(by Wakana’s Art)
「みんなが知ってる桜ってほんの一部。中には、桜が1種類の樹だと思ってる人もいます。花弁が濃いピンク、黄色、黄緑色に咲く桜もあり、多種多様で、観賞価値が高い事を色んな方に広げたい。その想いで、「桜フォトウォーク」を開催しています。桜について詳しく知りたい方は、僕までご連絡ください!」
と康平さん。
「傘、持っておきましょうか?ちょっとずつ、進んでいきましょう!」
「あっ、あそこのコミュニティーの方と仲良いんですね。僕もこの前、初めてお会いして仲良くなりました」
と誠也さん。
前を歩く康平さんは、桜の解説を。後ろを歩く誠也さんは、持ち前の場つなぎ力で参加者さんのサポートと交流を。お二人の連携で皆さんも思い思いの時間を過ごせた様子。
▲どやー、と解説をする康平さん。笑(by Kazunari Kudo)
▲最後は、皆で集合写真。楽しんでもらえたかな。(by Kohey)
国立劇場の前から始まり、千鳥ヶ淵沿いをゆっくり歩いているとあっという間に九段下駅に到着です。雨もやんだので、ここで集合写真を撮り中締め。
▲インドカレーってこんなに美味しかったっけ?ってほど満足(by Kohey )
ここからは、アフターの会。時間もお昼時とのことで、希望者でへインドカレー屋さんにランチを食べに。想像以上に大きいナンと味の違うカレー。パンチがきいていて、美味しかったです。
▲「真ん中は神様の通り道だからダメ」
と言いながら靖国神社へ(by Kohey )
そして、さらに時間のある方のみで、アフターフォトウォーク。6人ほどで最終目的地である靖国神社を目指します。さっきまで降っていた雨はどこに行ってしまったのか、撮影にぴったりの天候に。もしかしたら、昼から開催の方がよかったかも。笑
▲桜、さくら、サクラ(by きょん)
▲「幹から桜って咲くんだね」と新たな発見(by きょん)
靖国神社にもたくさんの桜咲いていて、早速シャッターを押す皆さん。
「桜吹雪だぁー」
「きれい〜」
▲ハイチーズ、パシャ。と2人でツーショット(by Kohey )
そして、ここ靖国神社には東京の開花状況を知らせる標本木があることをご存知ですか?この木を基準に開花状況が伝えられるそうです。
▲雨、だからこその風景。(by Hirofumi Saruki )
雨空の下、開催となった今回のフォトウォーク。カメラも濡れちゃうし、思うように桜を撮れなかったかもしれません。満足していただけたか、ちょっぴり不安。
でも、雨だからこそ、撮れた、見れた、感じられた、ことがきっとあったはず。傘に桜の花びらがついているカット、水溜りに桜の花びらが浮かんでいる様子、桜と雨が混じった匂い。雨空での桜の楽しみ方を知れた会になったと思います。
今後も月1回のペースでフォトウォークを開催予定なので、写真を撮ってみたいという方はぜひご参加ください。
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▼クレジット
イベントページ:https://peatix.com/event/1846426
イベント名:【さくらフォトウォーク】やたらと桜に詳しいカメラマンと、東京まちあるき
イベント主催者:Soft. Guest house (大塚誠也、山内康平)
写真:それぞれの写真に記載
文章:西野愛菜
この記事を書いた人
ライター/西野 愛菜
編集者/京都生まれ京都育ち。学生時代、「想いのしおり」という職人さんの想いを発信するフリーペーパーを制作。大学卒業後、新卒で編集系のベンチャーに入社。編集者として奮闘中。現在は、東京在住。
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