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Teams、Zoom、GoogleMeet、ベルフェイス、商談や会議にはどれが最適なのか解説
リモートワークが普及し、既にTeamsやZoom、GoogleMeet、ベルフェイスといったツールを活用している企業は多いでしょう。最近では一社で複数ツールを利用する企業も増えています。
そこで本記事では、Teams、Zoom、GoogleMeet、ベルフェイスの特徴について徹底解説しました。
本記事を読むことであなたに必要なツールがどれなのか、今まで知らなかった利便性などを知る事ができます。
特に後半の記事は既にオンライン商談を行っておりメンバーの営業スキルを向上させたいと考えているマネージャーにお役に立てる内容となっています。
Teamsについて
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Teamsの特徴
Teamsはマイクロソフトが提供しているツールであり、グループで会議ができたり、チャットをする事が可能です。
また、ファイルやスケジュールの管理など、組織として活動する上で必要な機能が詰め込まれています。
私は招待される立場として利用したことがあるのですが、画面共有がスムーズにできないことが多々ありました。
またチャットのユーザー名が外部パートナーとして利用する場合は変更できないのが気になりました。(ユーザー名がIDになってしまう)
Teamsの料金
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Teamsの料金は最も人気のプランで月額540円で仕事で利用する分にはかなり安いでしょう。
プライベートで有料のツールを利用することに対して抵抗のある人は多いですが、仕事で利用するツールに一年間で6,480円は取り入れやすい金額です。
また、既にExcelやパワーポイントなどを利用しているMicrosoft 365導入企業であれば追加費用なしで利用ができ、トラディショナルな企業で使われている傾向があります。
Zoomについて
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Zoomの特徴
Zoomは大学などのオンライン授業でも利用しているところが多いビデオ通話ツールです。
Zoomの同時接続人数はプランによって違いますが、最大1,000人まで参加できるため、社員全員が参加する会議を行うこともできます。
オンラインセミナーなどで参加者が多い場合、グループに分けて部屋を作りディスカッションをすることが出来るZoomならではの機能もあります。
また招待される相手はアカウントの登録は必要なく、PCさえあれば簡単に参加できるので初めてWEB会議をする方ともスムーズにスタートできるのが特徴です。
私の周りのB2B企業ではZoomユーザーがとても多いです。その理由は複数人でのWEB会議の立ち上がりがスムーズなことにあると思います。
Zoomの料金
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Zoomをビジネスで利用するのであれば有料プランがおすすめです。定期的にオンラインミーティングを開催するのであれば、より効果を発揮してくれます。
無料プランであれば利用時間が40分に限られてますが、有料プランであればほぼ無制限で利用する事ができるため長い会議にも対応可能です。
有料のプランはプロプラン・ビジネスプラン・エンタープライズプランがあり、それぞれのプランに特徴があります。
プロプランは小規模チーム向けのプランであり、契約IDの数ごとに月額1,600円〜となっており、100人同時に参加する事が可能です。
ビジネスプランは中小企業向けのプランであり、1ID月額1900円ですが、10ID以上の契約が必要になります。
エンタープライズプランは大企業向けのプランであり、1ID月額2,200円で最低50ID以上の契約が必要になりますが、最大1,000人まで接続する事が可能です。
GoogleMeet
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GoogleMeetの特徴
GoogleMeetはGoogleが提供しているビデオ会議ツールであり、Google workspaceの機能の一部として提供しています。
Googleが提供しているサービスということもあり、画質・音質もよく、ビジネスで利用するツールとしても問題はありません。
私のメインユースはGoogleMeetなのですが、相手がGoogleアカウントを持っていないと利用ができずWEB会議の開始に躓くことがありました。
特にMicrosoftユーザーはGoogleアカウントを持っていないことが多いので、初めて商談する相手とは注意が必要です。
GoogleMeetの料金
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GoogleMeetは、GoogleWorkplaceの中の一つのサービスとなっております。GoogleMeetは基本無料で使用出来ますが、最大人数が100人までや、3人以上の時の会議の長さが1時間までと制限があります。こちらの制限をなくすためには、GoogleWorkplaceの中のindividualプラン・Enterpriseプランの2種類どちらかを選択し加入をする必要があります。
この2種類は共に3人以上の時の会議の長さが24時間使用出来ます。
違う点としては、individualプランは月額7.99ドルで150人参加でき、Enterpriseプランは月額が記載されておらず問い合わせが必要になりますが、250人参加する事が可能です。
また、EnterpriseプランにはGoogleMeet以外にノーコードでアプリが作成できる「Appsheet」などの業務効率化に役立つツールの使用が出来ます。
ベルフェイスについて
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ベルフェイスの特徴
ベルフェイスはチームでの売り上げを最大化する事ができるオンライン営業システムです。
ベルフェイスと検索し、接続ナンバーを発行してから接続ボタンをクリックするだけで接続できるため、営業相手が誰でも気軽に利用する事ができます。
実際に会わなくても問題なく会議ができる機能が詰め込まれているため、オンラインで営業を行うのに適したツールです。
また、録画・録音をする事ができるため、チーム内で営業のノウハウを共有する事ができます。
さらに、録画した映像を自動でテキスト化する機能も付いているため、自身の営業トークを客観視する事が可能です。
しおり機能も付いているため部下などの営業を可視化してアドバイスする事ができるため、チームとして高め合う事ができます。
特に1対1の営業シーンで抜群の使い勝手を発揮し電話提案から契約までを一気通貫で完結することが出来るため、金融機関や保険業界で高いシェアを誇ります。
ベルフェイスの料金
ベルフェイスは導入した後も満足して活用してほしいという思いから必要ID数などの相談をした後に最適な見積もりを出すため、相談しなければ料金は分かりません。
しかしながら、運用支援費用・オンライン商談のコンサルティング・他ツールとの連携サポート・デスクサポート・ウェブセミナーの受講などが無料で受ける事ができます。
私が最近気になっているツール
WEB会議ツールのリリースも一巡したと思っていましたが、最近面白いツールが出てきています。それはaileadとamptalk、Miitel for Zoomです。
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これらのツールは既に利用しているZoomやGoogleMeetと連携して、自動録画や文字起こしを実現し、動画の特定の箇所に対してコメントできる機能もついています。
Miitel for ZoomのAI解析精度が高いらしい
Miitel for Zoomは去年のプレスリリースを見た時から気になっていたのですが、会話の文字起こしやAI解析の精度がずば抜けていると周囲で評判です。
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会話の内容が解析されるので、担当者の話し方の癖や課題を定量的に把握することが可能です。
またトップセールスが成果を出している要素を分析して、チームでシェアできたりもします。
まとめ
営業スキル向上には商談の事前・事後のレビューが効果的です。
録画した動画へのコメント機能を使うことにより、一人のマネージャーが複数人の営業マンのトレーニングを効率的に行えるので、ぜひトライしてみてください!
営業トレーニングの方法として、キーエンスでも実践されている外報について以下のPodcastで解説しています。ご興味のある方は是非ご視聴ください!