謎の儀式!?シュタイナー教育的誕生日会!!
6月30日は、息子の日奈太の4歳の誕生日。
幼稚園に招待されて、誕生日のお祝いをした。
日奈太の通う幼稚園は、シュタイナー教育。
シュタイナー教育の特徴は、自然の素朴さ、暖かさを大切にする。
だから、幼稚園の園庭はカンボジアでは珍しい緑あふれる環境。遊具もプラスチックやスチールを避けら、木で作られている。
シュタイナー教育では自然の中で、自然のものを取り入れた環境が整備されているのだ。
昔、子どもが生まれた時に、読みかじった教育本。
その中で解説されていたモンテッソーリ教育やシュタイナー教育には、個人的にも憧れがあった。
「こんな幼稚園に、自分が通ってみたい!!!」
というのが、この幼稚園にした理由だ。
しかし当たり前のことだが、通うのは日奈太で、私ではない。
セキュリティーやコロナの問題もあって、送り迎えする親御さんでも園内には入れない。いつも、ゲートのところで、見送るだけだ。
ちょっと、残念。内心、そう思っていた。
ところが、日奈太の誕生日は、両親も招待してくれるという!
つまり、私も中に入ることができるのだ。
中に入るのは、入園前の見学に行って以来。
ちょっと、ワクワクだ。
ということで、妻とベビーシッターのジェニーと共に、幼稚園に突入することになった。
園内にはいると、日奈太はマントに王冠。すっかり主役状態。
まんざらでもない表情。
実は事前に、そしていくつかのアンケートを投げかけてもらっていた。
先生が、そのアンケートを元に、ストーリーにまとめてもらい朗読してくれる。
厳かで、ポエミーな文章。
といいつつ、英語だったので、半分くらいは右の耳から左の耳の穴に素通っていく。。。
日奈太もその他の子どもたちも、みんな厳粛に聞き入る。
ちょっと、感動。
そして、それが終わると、先生が虹色の布を地面広げる。
その虹色とカーペットに見立てる。
円形に座った子どもたちの真ん中に立たされる、中村家の3人。
家族3人が、その虹色のカーペットを歩いて祭壇へ。
キャンドルに火をつける。
なかなか、神聖な雰囲気。
とはいえ、日奈太が変なところに火をつけないように、サポート。
キャンドルサービスなんて、結婚式以来だ。
親の私も緊張してしまう。
そして最後はみんなで円形になって、回る。回る。そして、ちょっと踊る。
ふ、不思議な謎の誕生日の儀式だ。
さすが、シュタイナー教育。
儀式を終えると、みんなでケーキを食べる。
親は参加できなかったが、誕生日イベントのあとはパペット劇場らしい。
「パペットって楽しそう。。。私が、見てみたい・・・。日奈太が羨ましい。」
やっぱり、気になるこの保育園。
とはいえ、丁寧で、不思議で、厳粛な誕生日会を開いてくれる今の保育園。本当な素敵だ。
その後、午後にははベビーシッターコミュニティの方々と誕生日会。
夜は家族でお祝いした。
日奈太にとっては、まる一日、誕生日会。
ソーシャルコンパスのメンバーからも、サプライズで日奈太の誕生日プレゼントをもらった。
4歳で、こんなに祝ってもらえるなんて、本当に幸せなやつだ。