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新戦力の加入により変貌を遂げた久保マジョルカ

本日行われました、リーガ・エスパニョーラ第23節 マジョルカVSカディス。
マジョルカはこの試合で2-1で逆転勝利。
この試合について記事を書きたいと思います。

この試合の見所

降格圏争いの現在17位マジョルカと18位カディス。裏天王山とも呼べる重要なシックスポインター。

コパ・デル・レイでもポテンシャルを見せていた、新戦力のムリキ。
代表帰り後でもコンディションの良さを見せる久保に注目。

この試合のラインナップ

我らが久保は代表帰り後、初スタメン。
新戦力のムリキのワントップ。
怪我で長期離脱していたCBのライージョが復帰した事がマジョルカの守備にとって大きい好材料。

新戦力で躍動を見せるヴェダト・ムリキ

この試合を振り返ると、今冬の移籍でマジョルカは成功したと言っても過言ではなかった。

その中でも、FWムリキの存在はマジョルカにとって重要な選手になる事がこの試合で証明された。

ムリキはコソボ代表の選手で、ラツィオからレンタル移籍で加入した。
トルコのフェネルバフチェでも32試合15ゴールと好成績を残している。
ラツィオにはインモービレと言うエースがいるので中々、試合機会に恵まれず、試合機会を求めてマジョルカへのレンタル移籍となったのだろう。

ムリキの持ち味は、194cmと言う体格を生かした空中戦の強さ。ポストプレーヤーとして、ボールの収めの上手さはカディス戦で際立っていた。

オフ・ザ・ボールの動きも良く、オン・ザ・ボールでも周りとの絡みの上手さを見せていた。
特に久保との連携は今後のマジョルカにとって脅威になる。

ロングボールが多くなるマジョルカにとって、全線の起点となるムリキの存在は最適解と言える補強だった。

後半66分には任されたPKをきっちり決め、2戦目にしてマジョルカ移籍後、初ゴールを見せた。

この試合でチームの信頼もしっかりと勝ち取り、この後の活躍に大注目する選手。

GKで加入したセルヒオ・リコもビッグセーブでチームのピンチを救った。
フィードも上手く、最終ラインからのビルドアップも期待。

そして、DFで加入したジョバンニ・ゴンサレス。
久保と同サイドを務める、マフェオのプレーは疑問視しているので、RSBの起用にも注目している。

脅威のスタッツ!!キレッキレ久保


久保もこの試合でキレッキレのプレーを見せた。
そのスタッツが脅威で



シュート数2本、パス13本で成功率93%、キーパス両者合わせて最多4本、ドリブル成功数両者合わせて最多4回(成功率100%)、地上戦デュエル10回中9回勝利、ボールロスト10回、タックル成功数2回と攻守に渡り貢献した。

自身でも語っていたコンディションの良さが伺える。
代表では出場機会に恵まれなかったが、試合後すぐに帰国し、コパ・デル・レイに強行出場。
カディス戦ではスタメン復帰し、代表での鬱憤を晴らすプレーを披露した。

新加入のムリキの存在は久保にとっても大きな存在となっていて、今までのマジョルカだと良い形で久保にボールが入らず、持ち味を発揮する事が難しい試合が多かった。

しかし、ムリキの持ち味であるポストプレーからの久保のスピードとドリブルを生かしたカウンターや崩しがシーズン後半のマジョルカの攻撃の形になって行くだろう。

数字こそついて来ていない久保だが、後半ゴールとアシストを量産しそうで、ムリキとの融合がワクワクして堪らない。 

おわりに

ずっとマジョルカを見てる方なら分かると思うが、久しぶりにワクワクする試合を見れた。

久保が在籍していた19-20。
悔しい降格の元、セグンダから1シーズンで這い上がって来た。

久保にとってもマジョルカは思い入れの強いチームであるし、今季の移籍は言葉では語れない物があったんだと思う。

今冬での移籍の補強はマジョルカにとって大きな転機となった。
次戦の試合が待ち遠しいと感じる。 

シーズン後半、残留だけじゃなくマジョルカのサッカーの進化を楽しみながら応援して行きたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。また書いて行きますので宜しければ見て下さいm(_ _)m

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