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エヴァンゲリオンとバウンダリー

いろんなきっかけがあってバウンダリーについて勉強してみた
(…エヴァンゲリオンをみました)

バウンダリーとは自分と他者との境界のことで、簡単に言えば
わたしはわたし
あなたはあなた
という言葉で表現できる

バウンダリーは相手によって形を変えるもので、分厚くなったりやわらかくなったり
その人の言動や安心感によってさまざまに形を変える
このバウンダリーを調整する力やバウンダリーによって自分を守る力、相手のバウンダリーを尊重する力がコミュニケーションをとる上でとても大切になる

バウンダリーの形成には「わたしとわたし以外」という事実を安全な環境下で理解する必要があって、そのことは「わたしには価値がある」「相手が悲しんでいる」と主語を明確に物事を捉える力を身に着ける基礎となるのだと思う。
この境界線があることで自分の感情を軽んじたり、相手の感情に責任を負う必要はないのだと理解することができる

エヴァンゲリオンは人類補完計画といってATフィールドをなくして自分と相手の間に境界のない世界を構築しようとするゼーレの思惑が少年少女を使途との戦いに身を投げ出させる。
チルドレンと呼ばれるパイロットたちは自分の意志とは裏腹にエヴァに乗る運命にあり大人たちに抵抗しようとする、もしくは抵抗できないままに要求を受け入れる
このバウンダリーの侵害は彼らの精神世界に大きく影響し、やがてトラウマとなって心身を蝕んでいく…

エヴァンゲリオンほどではなくても、「自分の価値観」を守る上で相手のバウンダリーを侵害することはなかったか?とわたし自身も自分の行動を振り返るきっかけになりました

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