そぼくな小さな再始動の背景と今後の歩みについて<今、できること>
前回の記事で「そぼくな。」として今のリソース的にできることを少しずつ再始動して歩んでいく、と話したのですが、
なぜこの考えに至ったかの背景を伝えないとと思い、、、背景をお伝えします。
2024年、年末の話に遡ります。
年末に家族揃ってインフル(しかも結構辛い)になり、我が家は祖父母に頼れる家系でもないので、終わった。。という感じでした。
そんな時に近所のママさんがなんと鍋とかをこしらえて、玄関に置いて行ってくれたという、とてもありがたいことがありました。。
子供達が先に回復していたので、ご飯も作れないし買い物にも行けないし、、辛いと思っていた矢先だったので、とてもありがたく。
絶対治ったらお礼しようと心に誓いました。
(もちろんそれとは別にその家族がしんどくなった時は、その時はその時で絶対恩返す。)
そして回復して、「お礼何にしようかなぁ」と思った時に
“やっぱり自分しかできないことで、得意なこと、そして人に喜んでもらえて押し付けがましくないことだな、、“と。
で、パッと思いついたのが
私のスペシャリテ、シフォンを焼いてお渡しする。でした。
プレーンではないけどよもぎだったらレシピあるのでこの春の楽しみに良ければ参考にしてみてください^^
なんともない、見た目もそぼく。
はたから見たらプレーンすぎるシフォンだけど、
その人のために時間を使って、人生の何十年も命を費やし向き合ったお菓子作りで、ありがとうを伝えることが、私の一番の「ありがとう」が伝わるな。。と思って。
後はずっと私の菓子食べたいと言ってくれていた(今まで食べたことがない)のも大きかったので。。
(実は、焼き菓子屋そぼくな。を始めてからは購入してくれるお客さんに失礼だと思い、軽い気持ちで菓子を人に焼いて無償でお渡しすることは少なくなったので、意外とご近所さんでも、そぼくなの菓子を食べたことがない人は多いのです)
で、シフォンお渡しした翌日、そのママさんから連絡がありました。
「パティシエを目指している娘(小4)がめっちゃ美味しい、、やわらかい、、どうやったらできるんやろう?と、超感動していた」
と、、、。
その時に思ったんです。
私の背伸びしない、けれど今経験として持っているもので、誰かに喜んでもらえることは、あって、こんなことかもしれないと。
それは、
自分の背中で(経験して養った技術で)誰かの心に灯火を灯らせること(役に立てること)はあるんだって。
例えば今回は小4の女の子の具体的な夢の目標(こんな味わいを作りたい)を作り、その子の輝く未来の梯子を渡せたのかなって。
なんのこっちゃって感じかもですが、
今の限りある時間で出来ることは、自分の経験と技術を誰かにお伝えし、それが誰かの光になること。
もっと具体的に言うと、本当に美味しい菓子のレシピ、それに紐づく考え、その背景を伝えること。
そしてそれは背伸びせず、今の限られた自分の時間に制約されることなく、ここ(note)に置いておける。
受け手側もいつでもその人の都合のいい時にここ(note)に来れると言うこと。
なので、今までも不定期的に続けていた
焼き菓子屋 そぼくな。“”考えるレシピ集“”を定期的にアップしていこうと思ってます。
誰かの夢の後押しや、夢に歩んでいくために心の支えになるレシピを定期的にアップしていきます。
本当は、菓子やコーヒーの販売を例えば数ヶ月に一回とか考えていました。
(商品ページまで作って実はもう、あとはカートを開くだけにしていました。。)
けれど、製造販売するというのは、
発注
作る
伝える
お客さんとのコミュニケーション
発送業務
経理
事務的な作業
、、など多義にわたる仕事とその物理的な時間、頭のリソースが実はすごく圧迫します。
例え数ヶ月に一度でも、その物理的および頭のリソースがとんでもなく取られるため、今やっているもう一つの仕事と並行して、そして健康的に暮らすことも考えると、、今ではないな。。と何度も何度も頭をぐるぐるしながら考え、この結論に至りました。
今やってるもう一つの仕事で挑戦したいこと、この一年で挑戦し、習得していきたいことは、
マネジメント力とC Sのサクセス力(お客さんに貢献し自社のファンを作ること)です。
この挑戦は、焼き菓子屋そぼくな。を1人でやって限界を感じた時に、今後続けていくなら必要な力だと感じていて(特にマネジメント力)、やっと挑戦できる時が回ってきたため、ここは挑戦したい。
きっとそぼくなとしてもこの経験は生きて、結果的にそぼくな。のお客さんにより幸せをお届けできる時がくると思うから。
あとは単純にもう一つの仕事の会社もお客さんも大好きなのもあります。ここで恩返しもしたいし事業としても成長してほしいと思うから。
実際の菓子としてのご提供をずっと楽しみにしてくれているお客さんがいることは本当にわかっていて。。まだなのか、、と残念な気持ちにさせてしまったら本当にごめんなさい。。
けれど、レシピとともにこのnoteで今思っていることや考え、
例えば新しく経験として学んだ知識や考えを記事にアップして、読んでくれる人の心の支えになるような記事を定期的にアップします。
そぼくな。の菓子がかつてそうだったように。。
(そして書きたいことすでにいっぱい!)
だから、これからも見守ってくださったら幸いです、もしかしたらふとした瞬間に菓子販売もするかもしれないので、カートも残しておきます(直感野郎なのでそんな時もあると思うのであしからず)
というわけで、
そんな感じで、そぼくな、小さく再始動始めます。
読んでくれてありがとう!
そしてこれからもよろしくお願いします^^
焼き菓子屋 そぼくな。
ゆ季