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1日ひとつ、トライする

最近思うのは、たくさんインプットをするよりも、実際にやってみる方が明らかに効率が良いということだ。

僕の場合はたくさんの本を読むよりも、それに通ずる何かを体験して経験値に落とし込む方が成長につながっている。

なぜそうなるのかを考えた時に思い当たることがある。

それは「失敗」するから。

ここでいう「失敗」とは悪い意味ではなくむしろ前向きな言葉として使っている。

どういうことかというと、できなくてもいいからまずチャレンジをする。
多くの場合それは失敗することになる。
けれど、その失敗によってその物事に対する興味関心の度合いが強くなり、次に成功するためには何が重要になるのかを考えることができる。
つまり、情報に対する感度が急激に高くなる。
どの情報を得て、それをどの程度学べば良いのかを理解することができる。
失敗が収穫になっているのである。

例えるならスポンジのような状態を作れるというわけだ。通常インプットだけだったら布切れの状態だ。それに比べてチャレンジを先にすれば、一気に自分がスポンジになれる。

どちらも水を吸う素材だが、圧倒的に吸水率が違うのはご存知の通りだろう。
ここでいう吸水率がもちろんインプット量のことだ。

さて、僕の尊敬する人の1人にGACKT氏がいる。

彼はあるメディアで自分の人生を変える事になったキーワードをおっしゃっていて、それが「知覚動考」という言葉だ。

これをどう読むかというと、「知覚動考(ともかくうごこう)」だ。

この言葉を見ると、行動の優先順位が最も高いのはわかるだろうが最も重要なのは「考える」ことが最後に来ていることだ。

知って、覚えて、考えて、動く。
この流れが通常のインプットの状態、さっきで言うと布切れの状態だ。
しかし、スポンジになるために重要な順番は
知って、覚えて、動いて、考える。
この順番が成長するために大切なベースとなるわけだ。


特に仕事場では、今までやったことがない仕事をやる機会をどんどん得ていった方が、ストレスはかかるがその分自分の会社における市場価値を上げることができる。

別に大きなスキルを身につけることばかりが市場価値を上げるわけではない。

大きなスキルを身につけるのはコツコツと進め、
それよりもある上司Aさんの役に立てる雑用を身につけることを1つでも多く自分のものにするだけでいい。そのちょっとずつの意識が自分の価値を上げる事につながっていると信じて問題ない。

そのために重要なのが、できなくてもいいから首を突っ込む事だと振り返った。

僕は一日ひとつ、なんでもいいからトライするようにする意識で動いている。

今日も良い一日にします。



2024/03/13

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