マインドブロックを解除せよ

学び直しだとかリスキリングだとかいろいろとスキルを重視した言葉を最近よく耳にする。

確かにスキルは重要だ。
業種によっては何かの資格を持っていないとその職に就けないものだってあるし、ステータスはその人の信ぴょう性や即戦力のアドバンテージとなり、労働市場において有利に働くことが多い。

ただし、中にはスキルがあれば便利だが必ずしもその比重は高くない仕事もあるわけだ。

僕の場合はその毛色が強い。

今後の生存戦略として宅建やFPなどの資格は取っておこうという考えはある。ただし、必ずしも必須ではない職に就いている。
僕はあくまでも今後のことを踏まえて重要視しているに過ぎない。
いつ今いる会社が倒産するかもわからないし、いざ転職となった時にセーフティネットになる確率を上げるために重視しているくらいで、優先順位が現在において、高いわけではない。

それよりも、僕の場合はスキルよりも日々無意識のうちに根付いている「マインドブロック」を取り払うことのほうがよほど重要だと思っている。

マインドブロックとは要するに気持ちのことだ。

例えばある目標を掲げるとして、その目標を達成することは自分にはできっこないなんて気持ちが少しでもあればもうすでに負けているんだ。

誰に負けているのか。それは自分だ。

昨日より今日、今日より明日の自分にどれだけ投資して繋げられるかが非常に重要な視点である。
そもそも論でもあるがマインド面がきちんと前向きに整っていないと良い循環を生むことはできない。

マインドブロックを解除して、ようやくスキルどうのこうのを考えないと、何事もうまくは進むはずがない。

また、ハッタリでマインドを作るのも悪くはないけれど、僕の実感としては自分にはできる、やれるという根拠を日々の活動でつくらないといけない。

そのために重要なのは、
自分はこれだけやったんだ、誰にも負けないくらい努力したんだって言えるくらいの行動を自分が実感できるくらい日々を生き抜いているのかってことだ。それを自分自身に問われることになる。

しかし、ビジネスシーンでは結果しか求められないことに注意したい。結果が出ないときに自分はやれることはやったと思うのは良いと思う。しかし、上司に言い訳することを視野に入れてその文句をつくってしまうとそれは結局負けだ。

根拠をつくるとは、結局のところ自分との戦いの連続なのだ。自分で自分に勝ちつづけていくことが大事なわけで、そのためには死ぬほどやってきたぞという実感が、自分の内に良いマインドをつくる働きをしてくれるのである。

まとめると、気持ちの部分で負けていたらどんなに頑張っても意味がなくなるから、もったいない結末を避けていくために、1日1日の積み重ねが大事だよねってことを今回は整理したかった。

今日も良い1日にします。

2024/03/18