20年目の上達
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
昨年(2020)の秋が深まる頃だっただろうか。ふといつものように蕎麦打ちを終盤、桐箱に揃えて仕舞う前の切り揃えられた手打ちそばを見て
「なんか、うまくなったなぁ〜」
と、ふと思った。
プロとして蕎麦打ちをやっている人間がこれだけのキャリアを重ねた中でそういうのもなんだか妙な気分もしたけれど、何事であれ上達は嬉しいもの。蕎麦宗を始めてから今年で17年目。蕎麦打ちを始めてからちょうど20年が経つ。僕は蕎麦屋に勤めた事も蕎麦打ちを教わったこともない。料理の師匠である親方とともに『手打ちそば』を始めたあの頃を振り返りつつ、またの機会に書くとする。それにしても、よく続いているなぁ。
それらを踏まえて大幅に価格改定をさせて頂いた蕎麦宗のそば。下の写真にあるようなヘタレ(不揃いな所や長さが揃っていないところ)は外し、完全なる部分だけにしました。いわゆる質的向上です。なので一回の蕎麦打ちで取れる人数分が減っています。その辺りはご理解を(ヘタレを食べたい方は仰って下さいアレはアレで美味しかったりするものです)。せっかくだから単体で食べるよりも、そば前をいくつかつまみ、出来たら蕎麦待ち(酒)で軽く一杯やりながら、最後にこのざっくばらんでかつ繊細な『料理』を〆として楽しんでもらえると良いなって思ってます。
飲食店だけでなく、様々な業種が苦しんでいるこのご時世。他人事ではなくウチもですが、正直言って厳しい日々が続きます。
まぁ、それでもなんとかなるでしょう。そんなわけで、今日もガンバラナシませう。
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