Yチェア
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
少し前に店内のプチ改装をした。夜の部《navigatione》の営業も踏まえて厨房内を全て艶消しブラックに変更。また、ウヰスキーボトル棚を改良した。そしてメインは客席の椅子である。
昨年(2021年)の12月半ばに静岡は丸子にある北欧家具の専門店《*クラフトコンサート》さんに注文してあったものが、いよいよ搬入された。その名は【Yチェア】という、1950年にハンス.J.ウェグナーがデザインした名作椅子で、デンマークのカール・ハンセン&サンが製造している。
椅子や家具といった、特にデザイナーが手掛けた逸品は、版権が切れた後も登場当時と同様の正規品とリプロダクトと呼ばれる模造品が存在する。もちろん、そこは蕎麦宗、ホンモノを購入。オーラが異なる・質感が違う・手触りも座り心地も申し分ない、シリアルナンバーのプレートまで付いている。
ただ一つ価格に関してはフレンドリーとは言えない。でも、それがこの価値を示しているのだから納得の一品なのは*【正解だらけのクルマ選び・ランチアY②】で学んだ。さらにこの椅子についての続きをこちらに書いている。ぜひぜひご一読ください。↓
さて、さっそく使い始めて嬉しいのはお客さんの反応。『本物のYチェアだ!』と、目ざとく気が付いて感激して下さった方々が何人もいた。僕もついついイタズラ心が湧いて来て、座っている方に価格を伝えると、すりすりと撫でるやら立ち上がるやら(笑)。なんとも愉快だ。
全部で7脚、随分と奮発したなぁ!。これも2021年の暮れに《蕎麦打ちリモート体験講座》にて稼いだおかげ。稼いだ時はお客さんに還元する。そしてお手入れにて店にも元気になって貰おう。
そんなわけでぜひぜひ蕎麦を食べに、酒を飲みに、そしてゆっくりと寛ぎに来て頂けたら嬉しく思います。
さぁ、ガンバラナシませう!
PS:ではでは今までの椅子は?。
無印良品のタモ材椅子は17年間使っても!まだまだ現役で使える強度を保ち、飴色の艶も出て味がある。またアレはあれで名作椅子だ。なので、いつものごとく勿体無いとしばらくの間は自宅にてしっかり保管した。
そして、現在は伊豆長岡のカフェ・アブーにて、お色直しの上で使われているので、こちらにも出向いていただけたら嬉しい。↓カフェ・アブーのInstagram