鉄分とPMSの関係
おはようございます。
今日はPMSのお話。
近年、月経前の定期的な鉄分摂取が、PMS発症リスクを抑えるとする疫学的な研究成果が海外で報告されているようです。
まずは既にご存知だと思いますが…
【PMSとは】
PMS(Premenstrual Syndrome:月経前症候群)は、月経の数日前から始まり、月経が始まると軽減または消失する心身の不調のことです。
一般的な症状には、
・イライラや情緒不安定
・疲労感
・頭痛
・乳房の痛み
・腹部の張り
・食欲の変化
・眠気や不眠
などが含まれます。
これらの症状は個人差が大きく、軽度から重度まで幅があります。
PMSの原因は完全には解明されていませんが、ホルモンの変動や脳内化学物質のバランスが関係していると考えられています。
生活習慣の改善や、栄養バランス、ストレス管理、適度な運動などが症状の軽減に役立つことがあります。
日本人女性では、一般的には、
約70~80%が何らかのPMS症状を経験していると言われています。
そのうち、約5~10%の女性は、日常生活に大きな影響を与えるほど重い症状(PMDD:月経前不快気分障害)を経験しているとも報告されています。
さて本題に入り、鉄分摂取との関連についてです。
【月経前の定期的な鉄分摂取】
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