プロコーチってなんや?
お世話になります、なかやです。
今年の7月末で整形外科クリニックを退職することが決まっており、次のステップとしてプロコーチとして生きていくことを決めたわけですが、なんだかしっくりこない日々が続いておりました。
「目標達成」や「モチベーション」ってめっちゃ大事だと思う。
それをサポートする仕事ってめっちゃええやん!自分に向いてそう!って思って、コーチングを勉強し、本業にすることを決めました。
でも僕がコーチとしてやっていきたいのは、短期的な目標達成やモチベーションよりも。気楽に「自分」を見つめ直す機会として僕を利用して欲しいという感じ。
月に1回髪を切りに行くように、マッサージを受けて体をほぐしてもらうように、「生き方」「在り方」を見つめ直すような時間を作りたい。
忙しい日々に、束の間の「リセットタイム」を作りたい。
あっという間に時間が経ってしまうのが人生だから、あっという間に年を重ねてしまわないように、人生に対してポジティブになれる時間を作りたい。
プロコーチとして、どういうスタンスが良いのか。をすごく模索していたけど、
正直スタンスってそんなに大事じゃないことだと思えてきました。
僕と話して、
「明日からも頑張ろっ」
「なんか前向きになれたわ」
「今のままでいいんや」
ってなってもらえたらまずはそれで良いじゃないかと思う。
もちろん、コーチングの勉強はがっつりやってきましたし、これからも勉強は続けますよ!
リハビリの仕事を通して、何千人もの患者さんと接してきて、「生き方ってそれぞれだなぁ」と思いました。
例えば、
「タバコは体に悪いものです。」
これで誰もが「そうなんや!タバコ辞めよう!」ってなれたら、お医者さんは必要ないですよね。
何が言いたいかと言うと、体に良いこと悪いことって色々あるんですけど、悪いことをしたから悪い人生になるとは限らないってことなんですよね。
体に悪いことしてる人が「悪い人」じゃないんですよね。
その人なりの「幸せ」や「納得感」のある人生を送れているならそれでいいと思います。
でも、僕を含め多くの人が「もっと幸せになりたい」「納得がいかない」って心の中で思いながら過ごしていると思うんです。
昨日、人生って「水の循環」と同じだなってふと思いました。
水がなきゃ人は生きていけない。だから水に困らないように町を作っていったと思うんです。
干ばつに備えてダムに水を貯留したり、洪水にならないように水を逃す場所を作ったり、色々と工夫して今の豊かな生活があります。
これを人生に例えると、水=エネルギー(感情やモチベーション)だとすれば、生きている限りエネルギーは出続けます。
この自分の中から湧き出るエネルギーを循環させながら、自分で理想の町を作っていくイメージです。
町の中のビルのかっこよさ(目標設定)だけに囚われていると、短期的な盛り上がりを見せて町は荒廃していくと思います。
新しいチャレンジが続かない人は、自分のエネルギーをうまく利用できていないのかもしれません。
僕もそうですが、、
そこで、自分のエネルギー源や自分で作ってきた町の現状を見つめ直すきっかけになるのが、コーチングだと思います。
(なんとなく伝わっていますか?笑
かなり抽象的な話で申し訳ないですが、こういう切り口が大好きです。)
みなさんそれぞれ、自分の理想とする生活があると思います。
自分が落ち着く理想の生活が。
ところが色々あるのが人生で、悲しいことや許せないことは必ず起きます。
そんな時に相談できる人、なんでも話せる人がいれば、リカバリーが早いと思います。
でも周りの友達や家族もそれぞれの人生があるので、タイミングが合わなければ中々自分のしたい話はできません。
その役を買って出ているのがコーチです。
ぜひ、何かに悩んでいたり、前に進む気持ちが出ないなぁと思うときは、コーチを頼ってください。
僕でよければ時間を十分に取って、お話を聴きます。
僕の準備はできています。
という感じで、プロコーチってなんや?という問いを自分の中で解消できました。
プロコーチとは、
「否定せずにいつでも話を聴く準備ができている人」です(^^)
一度きりの人生、無理せずいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。