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page.1 重しのない風船はどこまでも飛んでいくのか!?

ふわふわとした人生だった。

軽くて、薄くて、生ぬるい。

子どもから大人へのモラトリアム。

そんな人生に重しをつけてくれた。

浮いてはいるが、そこに留まって。

ある日、重しについている糸が切れた。

重しのなくなった風船はどこへ。

どこまでも飛んでいくのか。

またふわふわとしたあの頃みたいに。


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