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無国籍ネットワークユース
2020年5月11日 10:03
【前回のあらすじ】 ホテルでコーディネーターのジアウルラフマンさんから、彼の過去やマレーシアにおいてロヒンギャが直面している状況をうかがった後、マレー料理屋へ。手で食べるという彼らのスタイルを真似してみたところ、ジアウルさんも少し嬉しそうだった。食事を済ませた後、灼熱の道を歩きながらホテルに戻る。 次の行き先は、ロヒンギャの子供が通うコミュニティスクール。難民の子供はどのような環境で学んでいる
2020年4月9日 22:42
夜9時ごろ、われわれ無国籍ネットワークユースのメンバーは、羽田空港国際線ターミナルに集合した。大学生の旅に格安航空券は欠かせない。11:45分発のエアアジアに乗り込み、機内で一夜を明かす。どこでも寝れる人間で良かったと心から思う。私が目を覚ました時、飛行機は既にマレーシア上空にいた。 飛行機を降りると、慌ただしく朝食を取りタクシー乗り場へ向かう。車に揺られること45分ほど、目的地のホテルに辿
2020年3月22日 14:02
2017年8月、テレビをつけた私の目に衝撃的な光景が飛び込んできた。ドローンによって捉えられた、途切れることのない「塊」。映し出されていたのは人だった。 ミャンマー西部ラカイン州で暮らす少数派イスラム教徒、ロヒンギャ。2017年8月25日、彼、彼女らを悲劇が襲った。ロヒンギャによって構成される武装組織、ARSA(Arakan Rohingya Salvation Army)が警察施設30か