「Boz Scaggs」のベストアルバムに入っていない名曲10選
今回は、AOR系アーティストの代表格Boz Scaggsのベストアルバムに入っていない名曲10選をお届けしていきたいと思います。
今回選曲をしてみてベストアルバムがベストではなかったのでは？という疑惑が浮上しました。
少し大袈裟に言いましたが、と言いますのも私がもっとも好きなアルバムである「Down Two Then Left」の収録曲が、なぜかベストアルバムにほとんど入っておらず、今回の選曲で10選中4曲をそのアルバムから選ぶことになったからです。
文句を言ったところでどうにもなりませんが「この曲が入るならこの曲も入るでしょ」と言った感じです。
見落としがあるのではないかと思い、何度も曲目を見ましたが、間違いではなさそうです。
対象とするベストアルバムは、下記の3つのベストアルバムとして、そこに入らなかった曲を条件とさせていただきました。
選曲対象のアルバムは1969年の「Boz Scaggs」から1994年の「Some Change」までです。
■対象のベストアルバム
・Hits!（1980年に発売）
・My Time: A Boz Scaggs Anthology（1997年に発売）
・The Essential Boz Scaggs（2013年に発売）
私なんかよりも熱心なBoz Scaggsのファンで、アルバム単位でしっかりと聴き込んでいる方も多いかと思いますが、もしお時間に余裕がありましたら選曲の答え合わせをしてみてはいかがでしょうか？
10曲なので完全一致はしないと思いますが。。。
☆その1☆
■曲名：Here to Stay
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Boz Scaggs & Band（1971年）
■コメント：ヴィブラフォン、パーカッション、マラカスなどが効果的に使われたフリー・ソウル的な雰囲気が最高です！
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☆その2☆
■曲名：He's a Fool for You
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：My Time（1972年）
■コメント：この曲はかなり好きです。特にサビの「my my my」と歌い上げるところにグッときます。
この曲を発見したときは、ちゃんとアルバムで聴いていて本当に良かったと思いました。
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☆その3☆
■曲名：Angel Lady (Come Just In Time)
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Slow Dancer（1974年）
■コメント：Johnny Bristolプロデュースの影響か黒いソウル・フィーリングに満ちており、イントロだけだと他のソウル系アーティストと勘違いしそうです。
AメロでBoz Scaggsモードに切り替わるところのギャップが好きです。
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☆その4☆
■曲名：Sail on White Moon
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Slow Dancer（1974年）
■コメント：イントロのストリングスのフレーズを聴くといつも「おっ」と反応してしまいます。
しっとりとしたサビも非常に良いです。
音楽とあまり関係ありませんが、この曲を収録した「Slow Dancer」というアルバムには、2種類のジャケットがあるのですが、その内の白い方のジャケットとこの曲の雰囲気は全く合わないと思い、今回はそちらではない方を採用しました。
気になる方は、インターネットで探してみてください。
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☆その5☆
■曲名：Georgia
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Silk Degrees（1976年）
■コメント：今回対象とするベストアルバムのThe Essential Boz Scaggs（2013年に発売）には、この曲を収録しているアルバム「Silk Degrees」から6曲も選ばれております。
そのアルバムは、全10曲収録ですので今回選んだ曲は残りの4曲の中の1曲で、言ってみれば7番手の曲です。
7番手でこのクオリティですから、今でも名盤と言われ続けているのでしょう。
曲の方は、ホーン・セクション入りの軽快なビートの曲で、このようなタイプの曲が好みという方も多いのではという気がしています。
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☆その6☆
■曲名：Still Falling for You
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Down Two Then Left（1977年）
■コメント：今回の選曲の大本命。
30曲もの曲を収録しているベストアルバムに、この曲が入らない理由はいったいなんなんだ？と思ってしまいます。
バックの演奏、アレンジ、メロディのどこをとっても、私にとってはこの上ないほどレベルの高い曲だと思っているのですが、同じような考えの方、きっと他にもいますよね？
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☆その7☆
■曲名：Whatcha Gonna Tell Your Man
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Down Two Then Left（1977年）
■コメント：AOR度全開なイントロで、サビもキャッチーで良いです。
バックの演奏の方もベースラインやギターソロなどがカッコ良く、聴きどころも結構多いです。
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☆その8☆
■曲名：Hollywood
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Down Two Then Left（1977年）
■コメント：この曲はかなり好きです。
サビのメロディも覚えやすくインパクトもありますし、日本人が好みそうな曲だと思うのですが、ベストアルバムに入っていませんでした。私的には謎です。
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☆その9☆
■曲名：Then She Walked Away
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Down Two Then Left（1977年）
■コメント：優しいメロディと心地の良いリズムの曲です。
この曲もレベル的にベストアルバムに入っていても、何の違和感もないと思うのですが、残念ながら入っていませんでした。
この曲を収録したアルバムには、私が紹介した4曲以外に「Hard Times」と「1993」というベストアルバムに入っている曲がありますので、このアルバムのレベルの高さを分かっていただけるのではないかと思います。
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☆その10☆
■曲名：Right Out of My Head
■アーティスト名：Boz Scaggs
■収録作品（発表年）：Other Roads（1988年）
■コメント：1988年発表という時代の影響もあり、今回選んだ他の曲と違うアーティストかと思うくらい雰囲気が違いますが、サビはヒットしそうなキャッチーなメロディです。
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■動画リンク：https://youtu.be/JwxLpmAO8nY
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