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たまには映画の話をしよう『シャイロックの子供たち』

たまには映画の話をしよう

さて、普段は読書記録ばかりを投稿している私ではあるが、
本の他にも好きなものはある。
それが映画である。
週に一本はほぼ必ず映画館に映画を見に行く。
なのでたまには映画の話をしようと思った次第である。

映画『シャイロックの子供たち』

今回私が紹介するのは『シャイロックの子供たち』という映画だ。
以前原作の感想を投稿したし折角映画も見に行ったので記事にしてみようと思いました。
原作の感想が気になる方はこちらをどうぞ↓↓↓

どうも、原作厨です

私は基本的に原作が好きです。
原作物の映画はなるべく原作を読んでから見たいですし、
アニメなんかを見て面白いと思ったら漫画を読みたくなります。
ビッグウェーブを巻き起こした鬼滅の刃も私は漫画は好きですがアニメはほとんど見ていません。
だからと言ってメディアミックスを真っ向から否定するわけではありません。
それに映像化にあたって見せ方が変わるのに合わせて原作を多少改変するのは当たり前だと思っているので、原作改変許せない派でもありません。
なので「原作厨」は言い過ぎですね、「原作派」と言ったところでしょう。

改変しても良いと言ったな、あれは嘘だ

だったらどんな改変でも許すかって?
そんなわけあるかバカヤロー!

さて、本作はかなり原作を改変しています。
キャラと設定だけが同じでストーリー展開はかなり違います。

原作者であり池井戸潤が脚本協力しているそうですので、池井戸作品らしさもあり全く面白くないわけではありません。
原作を知らない人で池井戸作品好きからすれば十分楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
いやむしろいつもの池井戸作品を求めている大衆に寄せて作った結果こうなったのではないかと邪推してしまいます。
興行的にはそれは正解と言えるでしょう。

だがしかし!
だがしかしだ!

違う、そうじゃない

私が求めていたのはそれじゃない!
詳しくは読んでいただきたいのですが、
原作はダークな展開の群像劇です。
いつもの池井戸潤っぽくない展開になります。
そこが好きだったのに!
なんともまぁ普通~に面白い作品になっちゃってました。
悪くはないがコレじゃない!

フォロー

一応フォローしておきますが、
原作云々を無視すれば普通に面白い作品になっていましたよ。
原作好きであの感じが見たい!という人にはお勧めできませんが、
過去の池井戸作品、空飛ぶタイヤや七つの会議などが好きな人なら普通に楽しめる作品になっていると思います。


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