グリーン グリーン
ある日パパと2人で語り合ったさ
この世に生きる喜び
そして、悲しみのことを
グリーン・グリーン
あおぞらには 小鳥がうたい
グリーン・グリーン
丘の上にはララ緑が揺れる‥
この歌うたうと何故か泣けてきて最後までちゃんと歌えません。
中学の時歌のテストの途中で歌えなくなって黙ったら
ソタニという 音楽の先生に教科書でしばかれました。
はじめまして。
今日からnoteデビューしました。
初めましての一発目が
こんな悲しく切ない思い出話でごめんなさい。
ところで、今日はお盆の最終日
去年のお盆までは
そないに
お盆やからゆーて
お菓子用意したり
お迎えのお光あげたり
そんなことは母世代の人たちの
一種の決まり行事みたいに思って
お盆に高騰するお花の値段見て
飛び出す目玉を押さえて歩くのに一生懸命やったけど
今年はお花
買ったわ。
なんでって、
去年の暮れに
17年8ヶ月連れ添った
鼻に入れても痛くないほど可愛いかった愛犬が
一足お先にお空に帰って行ったんやん。
内臓が半分になった気分よ。
常に胸が苦しかったわけよ。
んでも
あの世に旅立った魂が
一時帰宅しはるっていう
例の『お盆』が
8月にあるって知ってたから
もう一回ググっておさらいしたわけよ。
そしたら、旅立った魂が
胡瓜の馬に乗ってきて
お茄子の牛に乗って帰って行きはるって
ネット上でもまことしやかに囁かれてたわけよ。
蝉の声が響きわたりだしてからの私は
そりゃぁもう
わっくわくのドッキドキで
いざ8月の12日に
あの子に似合いそうな
お花たちを選んで
選んでる間も
そりゃもぅ
楽しくて楽しくて
キャンドルもいっぱい買い込んで
あの子の滞在中
お光を切らさぬように
お腹空かさぬように
精一杯のO・MO・TE・NA・SHI
準備万端で待ってたわけよ。
12日の夜
眠る前に玄関で
おがら代わりにお香焚いて
11時ごろ就寝したわけ。
で
あの日はご存知のように
大雨で
雨の音が2重サッシ越しにも聴こえるっていう
ショパンの調べと言うよりは
「誰かが熊手で大量の大豆を左右にばら蒔いている」
そんな音が遠くでしてて
半覚醒状態だった私は
右手でもって傍に眠る17歳の愛犬の所在を確認
左足でもって足元に眠る愛猫の腹毛を確認
.........
!!!!!!!!!!
左に
もう一匹いてる.....
!!!!!!!!!
懐かしいあの子のにほい。
ふさふさのあの子のほっぺた。
そぉーーっと触ってみた
やっぱりいてる。
声をかけたら
逃げてしまいそうで
目を開けたら
消えてしまいそうで
そのまま
右手左手左足
囚われたまま
朝を迎えたわけよ。
今日でまた一旦お別れやん。
寂しかるらん。
しゃーないわ。
内臓の修復には時間がかかりそうやけど
お盆が楽しみになったわ。
道中気をつけてね
また来年ねーーーーーーーーーー
お茄子の牛
食べたらあかんよーーーーーーーーーーーー