お金の正体とは?
お金ってどんな存在なのだろう?
私はTwitterでビジネス関係(副業)や投資関係のアカウントをフォローしているのですが、そこでの中心は「お金」です。
「○ヶ月で月商いくらを稼げる方法!」
「億り人になるための投資法!」
みたいな感じですね。
こういうのを否定したいわけではなくて。
そんなに「お金!お金!」って言われている、「お金」そのものに私は興味が出てきました。
私達が生活している経済システムは「資本主義」。
資本主義の中心のひとつに良くも悪くも「お金」があります。
お金があればやりたいことができ、嫌なことを回避できます。
資本主義において、万能な神のように認識される「お金」ですが、
ふと「そもそもお金って何だろう」とも思うわけです。
お金という存在について興味が出てきて、お金そのものについて色々と調べてみました。
お金について新しく学んだことを、自分が好きなマクロ経済や投資の話についても展開して色々と分析してみました。
それから、その中で、自分の人生とお金の付き合い方について整理してみました。
この一連の過程が自分にとってはすごく面白くて、意外にも有益だったため、こうしてnoteに書き連ねることとしました。
貨幣論を学ぶことで得られる3つのこと
貨幣論を学ぶことで得られるのは大きく分けて以下の3つ。
お金についての理解が深まる
経済や投資についての理解が深まる
(お金という視点から観察できる)自分の人生やお金との付き合い方について再考できる
1.お金についての理解が深まる
お金とは何なのか?
ゴールドなのか?
シルバーなのか?
コインなのか?
紙幣なのか?
ビットコインなのか?
お金と言ったときにすぐに思いついたお金的なものを挙げてみました。
実は貨幣論を学ぶと今挙げたものが、貨幣の本質ではないことがわかります。
つまり、上記にあげた具体例は貨幣の本質が表象されたトークンでしかないことがわかるようになります(もっとわかりやすく言うと、貨幣の本体は別に存在するということ。そもそも物理的な存在ではないのかもしれない。)。
貨幣の本質が別に存在し、その条件を満たすのであれば、極端な話をすれば、果物の「バナナ」ですら貨幣になりうる可能性があるということです。
一体、その貨幣の本質とは何なのでしょうか?
お金の本体(本質)についてしっかりと理解することで、お金が使われている経済や投資についての理解も深まります。
2.経済や投資についての理解が深まる
お金は経済や投資分野に至るまで、あらゆるところに関係してきます。
お金についてしっかりと理解をすることで、「貨幣論」という視点から、マクロ経済や投資について考えることができるようになります。
経済成長しなくなってしまった日本。
貨幣論を学ぶことで、その原因がわかるようになります。原因がわかるので、当然、解決策も提示できます。
最近の日本は、デフレで所得が上がらない中で、悪性のインフレに苦しめられています。
そうした中での防衛力強化のための増税、少子化対策のための社会保険負担増(あるいは消費増税)という議論。
防衛力強化、少子化対策、両者とも今の日本には絶対に必要な政策だとは思います。
しかし、そのための財源は増税と社会保険負担増でいいのでしょうか?
貨幣論を学ぶと、この問題についても、解決策を提示することができます。
(なぜなら貨幣論で学ぶお金とはすなわち財源のことでもあるからです。)
あるいは、その値動きの荒さからたびたび話題になるビットコインですが、ビットコインとはどんな存在なのでしょうか。
また、ビットコインはお金と言われていますが、今後お金として機能することはあるのでしょうか?
こちらについても、貨幣論の観点から分析してみました。
貨幣論というと、アカデミックな感じがしますが、要は「お金」について学ぶということです。
お金を使わない人はいないと思うので、すべての人にとって興味がある話だと思います。
資本主義の根源的な話から、国会での財源論争、私達のお財布の中に入っている1万円札という存在まで、あらゆるレベルでお金は深く関係しています。
そういう視点を持って見てみると、とても興味深く感じてくるのではないでしょうか。
3.自分の人生やお金との付き合い方について再考できる
Twitterで投資アカウントを見ていると、下記のような人に遭遇することがあります。
「何が何でも節約。節約したお金を全部投資に回す。自分の趣味や自分への投資は最低限。楽しみは貯金残高や証券口座の残高が増えること(orそれを見ること)。お金が減ることが恐怖。」
考え方は人それぞれで、価値観も十人十色ではありますが、貨幣論を通じて、自分の生き方やお金とのうまい付き合い方について再考できる、と思っています。
最後の最後に私のお金についての考え方を書いたので、参考にしてもらえればと思います。
4.おまけ
貨幣論を学ぶことで得られることを大きく3つ挙げてみましたが、個人的には貨幣論そのものを勉強すること自体がとても面白かったです。
資本主義経済の中で私達は普段生活していて、お金を使わない日はないと言っていいくらいお金は身近な存在です。
しかし、お金の存在についてじっくりと考えたことがある人は少数派ではないでしょうか?
正直、そんなことを考えなくても生きていけますし、役に立たないと言われてしまえば終わりなのですが、資本主義に生まれたからには一度は考えてみても良いテーマだと思います。
そもそも論を考えることが好きな人、経済のことを考えることが好きな人、投資を実際にしている人などには、とてもおもしろく感じられると思います
(まさに私がこの条件にあてはまる人間でした!)。
もちろん、これらのどれにもあてはまらない人にも、わかりやすいように(面白く)記述をしたつもりです。
このnoteの使い方
このnoteでは「お金とはどういう存在なのか」という話を中心にしていきます。また、そこから派生して経済や投資の話などにも触れていきます。
※投資については、あくまでも貨幣論の視点からみたときのビットコインや現金などの性質、あるいは、投資行為について論じるものです。特定の投資対象を推奨するものでも、相場予測をするものでもありません。投資(投機)はどこまでいっても自己判断、自己責任が原則です。よろしくお願いします。
そのため、使い方としては、以下のようなことが想定されます。
お金そのものについて理解を深める
経済や投資を考える際の参考にする
1や2を通じて自分の人生やお金との付き合い方を考える
等が考えられるでしょう。
ここまで読んでいただいて、興味がある方は、このnoteを購入していだければと思います。
初めての有料noteとなるので、記念として、一定期間無料として全部分公開します。一定期間経過後、有料にしたいと思います。
それでは、お金についての理解を深める旅に出ることとしましょう。
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