拝啓、川島如恵留様①〜誰もが誰かにとってのアイドルになれる…を考える
昨年夏からTravis Japanを推している。
(↓経緯は以前別の記事にまとめた)
メンバーの1人である川島如恵留くんが、昨年11/22、彼の30歳の誕生日にエッセイ本を出した。
如恵留くんへの興味
以前はクイズ番組で観たことがある知的アイドル…という程度の認識だったのだが、昨年出た『Road To Authenticity』コンサートツアーDVDの特典であったツアードキュメンタリーを観て、あの大きなショーの演出を如恵留くんが担当していて、どの程度介入していたかもなんとなく知って、この人はすごい…と思った(それでも映像に収録されてるのは一部だと思うが…)。
その後、彼のインスタライブやXのスペースで開催された同DVDウォッチパーティー(スペースに集まって一斉に同じタイミングでDVDを再生し、如恵留くんが裏話などを実況中継してくれるのを聞きながら鑑賞する)の時も、個々のメンバーの良さやステージに施された細部の工夫やこだわりなど貴重な話をシェアしてくれて、とても面白かった。
と同時に、裏方にあれだけ介入するのは心身ともにものすごいタフさが必要だったろう…と思った。
他の記事にも書いているが、私は裏方の仕事をする親のもとで育った。
生前の父はテレビ番組のスタジオセットデザインや舞台・コンサートのステージセットデザインなどを生業としていた(とはいえ局のサラリーマンだったので管理職になってからは美術から離れてしまったが…)。テレビ局を定年退職した後は、父の友人が会長をしていたコンサート・イベントなどの舞台美術、運営などを手掛ける会社にしばらく勤めていた。
15〜6年前だったと思うが、某国民的アイドルグループのコンサートの設営現場に立ち会って帰ってくると、「最近はメンバー本人たちが演出に関わってくるから、色々注文が多くて時間かかるんだよ…」とこぼしていたのを聞いたことがある。
もちろん舞台制作側としてはアーティスト側の無理難題にできる限り応えようとするのも職人魂が燃える部分でもあると思うが、それに対応するのはきっと簡単ではないし、その上専門外の人間からあれこれ言われることを面白くないと思うスタッフが全くいない訳ではないだろう…と想像できる。(とはいえ、実際ステージに立つ本人だからこそ出てくる斬新で画期的なアイデアも大いにあるに違いないのだが…。)
少なくとも私は家族から裏方サイドの話を聞いて育ってきた人間なので、如恵留くんの話を聞きながら、ここまでやるのは相当な覚悟が要っただろうな…たとえ彼の前に先輩がその道を開拓してくれていたとしても、、と尊敬の念を抱いた。
私の幼い頃からのイメージだから今はわからないが、特に大きなセットを組むのは命に関わる仕事でもあるから当たり前なんだけど、大道具さん・セットを組む美術スタッフさんというのは怖い印象がある。。めっちゃかっこいいんだけど、怖い💦(父はデザイナーだったので設営現場にいても何もできないのだが、大道具さんとの信頼関係が大事だったようで大抵立ち会っていた。)
今のスタッフさん達はもしかしたらもう少しマイルドかもしれないし、打ち合わせなどをする方は現場で手を動かす方々とは別かもしれないけど、それでもそういう大勢の裏方さん達の中に切り込んで意見を通して行くというのは、ある種開き直りにも近いものすごい覚悟と強靭なメンタル(orすごい鈍感力)が必要だと思うのだ。
そんな思いもあって、如恵留くんはアイドルとして歌もダンスも上手くて、アクロバットもすごくて、知的でもある…さらにプラスアルファがもっとすごい気がする…と、
トラジャの一員としての如恵留くんも非常に大きな存在なのは言うまでも無いが、一個人としてもとても興味が湧いた。
なので、彼の初めてのエッセイ本『アイドルのフィルター』でどんなことが語られているのか、とても楽しみにしていた。
お返事代わりに…
ところで、私は自分で文章を書くのは長々書けるのに、読むのが壊滅的に遅い。
その上さらに、この如恵留くんのエッセイを読んでいる最中は、一々ものすごい共感してしまったり、私はそういう時こう思うな…とか次々言いたいことが思い浮かんできてしまって、なかなかスムーズにサクサクと読み進めることができなかった。
そんな訳で途中ブランクも挟んでしまったのもあるが、発売してから読了するまでにとても時間がかかってしまった。。
で、どの程度掻い摘んでいくかわからないが、如恵留くんの書いた1つ1つのエッセイを読んで、都度触発されて私が思ったことや考えていることを、お手紙に書く代わりに、ここで書いてみようと思った次第だ。
あくまで本に書かれた内容に対する私の自分語りでしかないことをあらかじめエクスキューズしておく。
📖誰もが誰かにとっての「アイドル」になれる
(006 アイドルのフィルター を読んで)
ここでいう「アイドル」は表舞台でキラキラ輝くタレント、俳優、歌手や英語のidolがもつ偶像とも違う。
究極に自分のなりたい自分を突き詰めた(る)人…
そんな感じに私は受け取った。
おもしろいのが、私はこないだ全く別のくだらない(?)切り口から、
必要なのは自分のなりたい自分になることだ…というところに行き着いた。。
↓それがこれだ。笑
序盤のツインレイ云々は除外していただいて構わないのだが、
これまでの人生で一度も恋愛が成就したことがないことについて、その原因と向き合った最後に行き着いたのが偶然にも(?)
「自分のなりたい自分になる」
だった。
仮に、自分が好きじゃない・これじゃないと思ってる自分を誰かから好きだと言ってもらえても、「こんな私のどこが良いの?」と跳ね返してしまう…
だから自分が好きになれる自分になる、その精神状態が健やかな状態の私を好きになってくれる人が現れたら、やっとその人と幸せにうまくやって行けるのかもしれない…と思ったのだ。
私は職業:アイドルではないから複数の人に好かれる必要はないけど、でも、言いたいことの方向性は似てるのかもしれないと思った。
たった1人のMr.Rightと出逢うため、その人にとってのアイドルになるために、私は自分のなりたい自分を実直に突き詰めて行きたい…そういうことなのではないかと。
実際そんな相手と今世の間に出逢えなかったとしても、、いや、それなら尚更、自分のなりたい自分、"自分の望む生き方"を貫いて一生を終えたい。
むしろそっちの方が先で、重要なのかも知れない…。
"自分の望む生き方"を貫く姿に人の心が動いて、着いて来てくれる人が現れるのかもしれないから。。
毎日なんとなく過ごしてると一度決めた「私はこうなりたい」がすぐ揺らぐのが私の弱さ。
誰かの人生のアイドルになりたいなら、
”全力で応援したい”
“きっと誰でもなれる”
と如恵留くんも言ってくれていたから、
これから先の人生は、恐れずに私も自分のなりたい自分を目指して、"自分の望む生き方"を貫いて行きたいと思う。
というか、もうそうでしか生きられないと思う。。
なんかめっちゃ恥ずかしいこと書いている気がするが、まぁいいか。
ていうか、この調子で1つ1つ書いてたら気が遠くなりそうなのだが(笑)、書きたいことは全部書きたいと思っている。
そうしたい!って思ってしまったから。。
つづく…