1ミリ上向けば未来は変わる
ズバッという人
お辞儀が深く、ハキハキと大きい声
わたしが最初に受けた印象。
投げかけた質問に対して、迷いはない。
ズバッと言い切る。
「脳を勘違いさせなきゃ」
こう言われた。
自分にはできそうもないことも、
「私はできるんだ」
そう言い聞かせると脳はそのまま受け取る。
そして、できるように行動をはじめる。
だから、「私ならできる」とただ言えばいい。
メンタルよわよわの私は、ハッとさせられたのを
今でも覚えている。
今回のBeautiful runnerは、保田厚子さん。
メンタル、睡眠のプロフェッショナル。
たった1ミリでいい
保田さんの仕事は、叶えたい目標への実現を
メンタル、睡眠、栄養面から徹底的にサポートすること。
対象は競技者、企業、個人。
噂が噂を呼んで、相談者が集ってくる。
これまで7,000ケース以上のコンサルティングをやってきた。
なぜ、保田さんのところに行けばうまくいくのか？
本気と覚悟
突然ですが、あなたの叶えたいことは何ですか？
プロのスポーツ選手になりたい
大会でトップになりたい
ビジネスで〇〇になりたい
将来、こんな生活をしたい
もし、保田さんがあなたの目の前にいたら
こう言うでしょう。
「覚悟はありますか？」
そして、もしあなたが
迷いもなく「はい！」と答えたなら
「じゃあ、一緒にやっていきましょう」と。
これが、保田さんのところにいけば
うまくいく理由だ。
本気と覚悟がないと、
目標は達成できない。
やるのは、保田さんではなく相談者ご本人だから。
じゃあ、保田さんはというと
会話をしながら、相談者に気づきを与えていき
モチベーションを高め、成功へ導いていく。
成功への折れ線グラフがあるとするならば、こうだ。
傾斜がたった1ミリでも上向きになればいい。
その1ミリが上に傾くだけで、未来は変わっていく。
これが使命
保田さんが、ここまで本気かどうかにこだわる理由がある。
死ぬまでに自分が関われる人は
あと何人か？逆算したからだ。
80歳まで仕事ができるとして
1人10年単位で考えると、あと何人できる？
本当にそう思った時に、誰もかれも関われない。
だから、本気だと向こうから来てくれる人、
その人を絶対に一流にするんだ。
「ああ、これが保田さんの使命なんだ」
そう感じたインパクトは今でも鮮明だ。
若い人へ言いたい！
取材では、高校サッカー部の講演にも密着した。
歯に衣着せぬ言葉が次々と飛んでくる。
会場は、シーンと静まり返る。
こうズバッと言える大人が 今、どれくらい
いるのだろうか。
若い人を見ると、ついつい力が入るんですよね
理由をひも解く鍵は、
保田さんの高校時代にあった。
続きは、ぜひ動画を見ていただきたい。
2021年取材
出演
株式会社三十八花堂 代表取締役 保田厚子さん
広島観音高校サッカー部
株式会社フォノグラム
撮影、編集、ディレクション Yuki
取材後記
およそ7時間の動画を5分にまとめました。
本当にエネルギーいっぱいで、いろんなことを
お話くださいました。
心に響く言葉もまだまだたくさんあって
どこを編集で残すか、本当に悩みました。
時に、お風呂に入ってふとひらめき、
急いでパソコンを開いて編集をし直した時もありました（笑）
改めて、現場には必ずその人のオリジナリティがある。
話を聞くだけでは分からない「証」がある。