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不安の克服について

もし自分の親が病気になっていたら?

この症状の原因が病気だったら?

そんな不安を抱えることが多く、インターネットで検索しては自分の気持ちを落ち着かせている。

今も完全に克服できたわけではないが、以前よりはマシになったかもしれない。

以前は、親の様々な症状を調べては、何の病気なのか可能性を探っていた。

具体的には、背中の痛みが膵臓がんなのか、指の先にできた黒い点が皮膚がん(メラノーマ)なのか、挙げたらキリがない。

しかし背中の痛みは膵臓がんではなく胆石だったり、1ヶ月経った時いつのまにか指先の黒い点が消えて何も残らなかったりと、結果論かもしれないが、上記の不安は全て心配しすぎであった。

このように親の症状で不安要素が現れては、私が不安になってストレスやモヤモヤに苛まれており、1つの症状が解決しては、また別の要素で親の病気の可能性に怯えては悩んでと、悪循環に陥っていた。

いつ親が病気になるかは分からないし、1つの悩みが解決しても、また別の要素が出てきて不安になっては、私の精神や体力が持たずストレス等による身体へのダメージもしんどくなってきた。

だから、全く心配しないというよりは、様子を見て、何か症状が現れたら粛々と対応する、と精神を落ち着かせることが重要だと考える。

ところで、親が病気(がんの可能性)かもと不安になって精神的に本当に辛い時があったが、その際に深呼吸をするとものすごく精神が楽になった。
もし親が病気だったら?と、かなりのストレスで自分の胃腸がやられて、飲み食いさえままならない状態であったが、深呼吸をすると不思議と気持ちが落ち着き、不安な気持ちが和らいでいくのが実感できた。

検査の結果はがんではなく、良好な状態であったため今日まで気持ちが落ち着いているが、いつまた不安に苛まれるのか、それは分からない。

それでも、不安に襲われた時、自分はどうしたらいいのか?どう気持ちを落ち着かせるのか?という術を身につけたことは、この先の人生で必ず役に立つだろう。