鎌田さんの市場予測 『24年下半期に注目すべき業種』
ラジオ日経の鎌田さんについて
ボクは、ラジオ日経の鎌田伸一さんの事を推しています。
理由は、市場の説明が非常にわかりやすく丁寧だからです。
ボクのような素人にも目線を合わせて解説してくれる非常に親切な記者だと思っています。
そんな鎌田さんは、時折、市場の分析と動向の他に、鎌田さんのオススメ銘柄を教えてくれます。
このオススメ銘柄の選定方法がいつも秀逸で、面白くて、ボクとしては非常に勉強になっています。
そこで、7月から上半期に入る今のタイミングで、鎌田さんの発言を自分なりにまとめたモノをこのnoteに書き残したいと思います。
理由は2つあります。
なお、ボクの感覚で言うと鎌田さんの仮説は結構当たるイメージですが、実際に投資をする際は、自己責任でお願いします。
24年下半期の日本企業の動向
今日の市場予想のテーマはズバリ!
『24年下半期の日本企業の動向に注目!』という内容でした。
結論から先に共有しますと、
鎌田さんは『設備投資に関連する企業に注目!』と話してくれました。
理由は、大企業が24年下半期に大幅な設備投資計画を予定している事を開示している為です。
その裏付けとして、鎌田さんは財務省が公表している『法人企業予測景気調査』を使用して説明をしてくれました。
具体的に『法人企業予測景気調査』の中身を見ると・・・
一方、経常利益の増益が期待出来る業種が、機械関連でした
本当に機械関連は増益するの?
機械関連の増益については、こちらも財務省が公表している『法人企業予測景気調査』を基に、国が法人企業に行なった設備投資計画に関するアンケートに裏付けされると、鎌田さんは話してくれました。
具体的には『新たに機械関連への投資をする意欲があるか?』という趣旨のアンケートに対して、大企業を中心に設備投資を計画している事が、わかったのです。
詳細を見ると・・・
ソフトウェアを含む機械関連の投資が、全産業で52兆円の設備投資を計画(前期比12%の増加)
特にソフトウェアのみの設備投資は、6.6兆円(前期同期比16%の増加)と言うデータが出ました。
この結果を受けて、機械投資も増えるが、ソフトウェアの需要がより伸びる可能性があると言う事になります。
ちょっと気がかりな点
投資額全体が、52兆円とされる中で、企業規模でその投資意欲に大きな差がある事もわかりました。
この結果、今後、大企業がドンドン強くなる構造が明確になってくると、鎌田さんは指摘していました。
さらに、自動車関連と建設機械には注意が必要とも鎌田さんは警告していました。
理由は、直近の『財務省の貿易統計』に怪しい数字が出て来ている事が背景
具体的には、自動車輸出が台数ベースで少し落ちてきている事
そして、建設鉱山機械が5月の輸出が減少している事を懸念していました。
今回の感想
本日の鎌田さんの内容は凄く納得感があったので、鎌田さんが推奨していたソフトウェア3銘柄をいずれも本日買いました。
目標は+25%ほど伸びてくれたら嬉しいなと期待を込めて購入です。
・野村総研(4307)
・NTTデータグループ(9613)
・日本オラクル(4716)
実際、決算発表ではトヨタを筆頭に、今季は設備投資、特にソフトウェアに力を入れる企業が今期は多いと聞いています。
実際にそうなるかソフトウェア関連の四半期決算を注意してみて聞きたいと考えています。
全然決算書読めないけど・・・
(勉強しなきゃ・・・)